トヨタ、上海金山にレクサスの純電気自動車研究開発・生産拠点設立へ
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2025-02-08
巳年の最初の営業日となった2月5日に、トヨタ自動車(以下、「トヨタ」)は、レクサスの新プロジェクトを上海に建設することを発表し、金山区にLEXUSレクサスの純電気自動車・バッテリーの研究開発・生産に携わる新会社を設立することを決定しました。
トヨタは、新しい会社が上海市および長江デルタ地域の先進的で成熟した産業チェーン基盤、物流ネットワーク、人材体系、そして市場規模を活用して、LEXUSレクサスブランドの純電気自動車の開発を行い、中国の顧客の期待を中国速度で製品に反映させ、2027年には生産を開始する計画であることを明らかにしました。
また、トヨタは新しい会社が環境に配慮した取り組みを行う同時に、新工場には画期的な革新的生産技術を導入し、従来とは異なる生産現場の応用シナリオを作り出すと表明しました。
注目すべきは、今回トヨタが上海に設立する新会社が独資会社であることです。これまで、トヨタは中国一汽(中国第一汽車集団)や広汽集団(広州汽車集団)と合弁で中国での事業を展開してきました。上海市商務委員会は、トヨタ自動車が上海に独資でレクサスの純電動車・バッテリーの研究開発・生産会社を設立することを発表したのは、中国が外資に対して高い魅力を持っていることを十分に示していると表明しました。上海は、日系企業を含む世界中の投資家が上海に投資することを歓迎し、今後も国の開放政策の実施を深め、市場化、法治化、国際化された一流のビジネス環境を整備し、企業が直面する実際の問題を解決することを支援します。外資企業の上海での投資と発展に、より高品質で効率的、そして的確なサービスを提供すると付け加えました。
出典:解放日報