10年で約300回、中国バレエの魅力を世界に示す上海バレエ団のクラシック版「白鳥の湖」

japanese.shanghai.gov.cn| 2025-03-05

2月15日午後、上海バレエ団のクラシック版「白鳥の湖」世界初演10周年を祝って、3組の「白鳥と王子」と48羽の白鳥たちが上海大劇場の舞台に登場しました。このバージョンの「白鳥の湖」は、過去10年間で、オランダ、ベルギー、ドイツ、オーストリア、米国、オーストラリアなどの国で136回の海外公演を含む300回近く上演され、中国バレエの優雅さを世界にアピールしてきました。

過去10年にわたり、クラシック版「白鳥の湖」は上海バレエ団の主役ダンサーを次々と育成し、創造力と結束力のあるチームを鍛えてきました。創作チーム、舞台美術統括、運営、支援業務はすべて、それぞれの任務を遂行し、一連の国内・海外ツアーを完了しました。

「白鳥の湖」は初演から140年以上の歴史を誇り、現在世界で最も多くリメイクされ、上演回数・観客数・影響範囲のすべてにおいて最多を誇るバレエ作品です。上海バレエ団のクラシック版「白鳥の湖」は、群舞の白鳥の数を従来の24羽から48羽に増やし、ステージ上での美しく整然としたフォーメーションが、作品の独創性を際立たせています。

「2015年の初演以来、『白鳥の湖』は高い評価を受けるとともに、国内外の公演市場でも広く好かれています」と、上海バレエ団団長の季萍萍氏は語りました。「作品の完成度に対する厳しい要求、舞台の表裏で尽力する全てのスタッフの努力のおかげで、公演のクオリティは10年変わらぬ水準を保っています。私たちは、このクラシック作品が上海バレエ団の優秀な若きダンサーたちによって受け継がれ、さらに新たな生命力を宿し、より多くの観客の心を打つことを心から願っています」。

2月15日午後、上海バレエ団のクラシック版「白鳥の湖」世界初演10周年特別イベント現場(写真・上海バレエ団)

出典:解放日報・上観新聞