上海の梅の季節、一緒に花見をしよう
春は、大自然が最も優しいタッチで生き生きとした絵巻を描いています。梅の花見は、上海青浦の人々が春を迎えるのに欠かせないものです。
東方緑舟

東方緑舟の梅(写真・WeChat公式アカウント「楽遊上海」)
東風が吹くと、東方緑舟の百年経った梅の木にはこい桃色の紅梅が風に向かって咲き、青々と茂っている緑舟園林に独特な風情を誇る新しい「梅」の景色をもたらしています。春になると、園内には三千株余りの梅が咲き誇り、霞のように輝いています。東方緑舟の梅林の梅の花は主に紅梅で、水辺に立ち並び一面に広がっています。

「青浦江南梅シーズン:梅韵江南・芳華緑舟」梅の花見遊園イベントが3月22日まで開催される。(写真・東方緑舟)
今回の「青浦江南梅シーズン」で、東方緑舟は3月22日まで続く「梅韵江南・芳華緑舟」梅の花見遊園イベントも実施しています。
所在地:青浦区滬青平道路6888号
入園料:50元/人
上海大観園
青浦で最も文化的な蓄積が豊富な梅の花見名所といえば、上海大観園が間違いなくその一つです。1987年版ドラマ『紅楼夢』のロケ地の一つとして、豊かな歴史・文化背景を持つだけでなく、その美しい風景で多くの観光客を引きつけています。
『紅楼夢』の風情に合わせて建てられた「梅塢春濃」は、「梅園」とも呼ばれており、古梅が多く、最も古いのが樹齢約300年で、「若い」のも50~60年で、種類もとても豊かです。
所在地:青浦区金商道路701号
入園料:大人55元/人、高齢者27元/人、学生27元/人(注:高齢者チケットは入園時に満60歳以上であることを証明できる証明書を所持した上で適用可能、学生チケットは大学院生を含まない)
上海曲水園
古風で優雅な上海曲水園の紅梅も「負けることに甘んじなく」、輝くように咲き誇り、霞や花火のように美しいです。
曲水園の大門をくぐると、「通幽曲径」の奥に、一部閉鎖された庭の「花神堂」が目に入ります。花神堂の入り口には2本の梅の木が、冷ややかな香りで春への熱望をアピールしています。園内にある多くの優雅な中国式窓は、まるで芸術的額縁のようで、人気の撮影スポットとなっています。
所在地:青浦区公園路612号
環城水系公園

青浦環城水系公園(写真・環城水系公園)
早春、うすら寒い風がまだ吹く中、青浦環城水系公園はすでにひっそりと情熱的な赤い服に着替えました。梅香公園、水城門、青渓園、西大盈港の岸などで紅梅が咲き誇って、この「水と城が共生する」絵巻に最も濃い色を添えました。
梅香公園は紅梅の本拠地で、一本一本の紅梅が岸に沿って次から次へと咲き、まるで空の赤い雲が現世に漂ってきたようで、盈港驛と互いに照り映えて美しい景色を作っています。

青浦環城水系公園(写真・環城水系公園)
青渓園の紅梅は独特な文人の風骨を持っています。園内の古塔は厳粛で、書院は静かで、梅の香りと墨の香りが絡み合い、まるで文人が雅集を開いていた昔にタイムスリップしたかのように感じます。ここは読書家の天国で、最近は再オープンした大隠書局X知道書院が、新たな活力と魅力を放っています。観光客はここに来て本を読んだり、コーヒーを飲んだり、お茶を味わったり、梅の花見を楽しんだりすることができます。
出典:WeChat公式アカウント「楽遊上海」