今年1-5月、上海の民間企業の輸出入総額は22%増

japanese.shanghai.gov.cn| 2025-06-27

上海税関の統計によると、今年1-5月の上海の対外貿易輸出入総額は1兆8000億元に達し、前年同期比1.8%増となり、1-4月の伸び率を0.8ポイント上回りました。そのうち、輸出額は7873億8000万元で11.5%増となり、輸入額は9946億元で4.8%減となり、減少幅は1-4月よりも2.5ポイント縮小しました。

上海税関によると、今年1-5月の上海の対外貿易輸出入には、主に以下の5つの特徴が見られました。

第一に、単月での増加傾向が継続しています。5月の上海の輸出入額は3771億5000万元で、前年同期比4.5%増となりました。月間の輸出入額は4か月連続で増加しており、対外貿易は全体として安定し、向上傾向にあります。

第二に、民間企業は勢いよく成長しています。上海の対外貿易発展の「新たな原動力」として、今年1-5月の民間企業の輸出入額は6717億元に達し、前年同期比22.2%増で全体の伸び率を20.4ポイント上回り、同期間の輸出入総額の37.7%を占め、上海の対外貿易の伸びを7ポイント押し上げました。

第三に、対外協力の幅が着実に広がっています。上海は多元的な市場の構築を積極的に進めており、対外貿易における協力・ウィンウィンの「友達の輪」はますます拡大しています。

第四に、機電製品の輸出は着実に増加しています。1-5月、上海の機電製品の輸出額は5038億5000万元で、前年同期比2.3%増となり、全市の輸出総額の6割以上を占めました。

第五に、生活消費および工業生産に好調な傾向が見られます。1-5月の生活消費品の輸入では、肉類が8.9%、乾燥・生鮮果物が2.4%、乳製品が24.3%増加しました。また、工業生産関連製品の輸入では、ゴム製品が59.6%、航空機部品が29.9%、音響・映像機器およびその部品が18.2%、産業用ロボットが23.1%増加しました。

出典: 澎湃新聞