「Made in上海・グッズフェア」大阪限定イベント、今週中に開幕へ

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今週、2025年「Made in上海・グッズフェア」大阪限定イベントおよび「上海の夏」グローバルプロモーションイベント・大阪が、グラングリーン大阪で盛大に開幕します。テーマ別ポップアップ展示、国際フォーラム、クリエイティブワークショップなど一連のイベントが開催され、90の出展ブランドが集結し、上海ファッションの革新的活力と「スマート製造」の魅力を世界にアピールします。

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イベントのメインポスター(写真提供・上海デザインウィーク)

ポップカルチャーエンターテイメントグループのポップマートは、今回の「Made in上海・グッズフェア」の重点出展ブランドとして、複数の大人気IPシリーズや限定コラボ商品を携えて大阪に上陸します。ポップマートの人気IP「LABUBU」第3世代ポリ塩化ビニルぬいぐるみ「前方高能」シリーズ、「AZURA」日本限定ウィンドウボックス、「Yuki」限定フィギュア、「MEGA SPACE MOLLY 400% サンリオファミリーシリーズ」など、多数の注目商品が登場します。会場では、「LABUBU」ステッカーなどのインタラクティブ体験も提供され、世界中の消費者が中国発アートトイのユニークな魅力を体験できます。

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「LABUBU」第3世代ポリ塩化ビニルぬいぐるみ「前方高能」シリーズ(写真提供・ポップマート)

日本市場にとって、ポップマートは馴染みのないものではありません。日本はグローバル範囲でIP産業の成熟度が最も高い市場の一つとして、ポップマートの国際化戦略における重要な拠点の一つです。2022年、同ブランドは東京・渋谷に日本1号店を出店し、独立店舗のデザイン性と限定モデル戦略で、いち早く現地のトレンド層の注目を集めました。また、ポップマートは大久保博人や小夏などの日本人アーティストとコラボレーションし、「INSTINCTOY」や「KONATSU」などのシリーズを発売し、多くのロイヤルユーザーを獲得してきました。今回のプロモーションイベントへの参加は、ポップマートのグローバル展開の促進にも役割を果たしています。

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ポップマート東京店舗(写真提供・ポップマート)

2018年にグローバル展開の第一歩を踏み出した初期段階を振り返ってみると、「市場開拓の壁」がポップマートのグローバル進出における最大の課題でした。しかし、「Made in上海・グッズフェア」が提供する「需給マッチング」と「誘致・交流」の中核機能は、まさに同ブランドの海外進出を加速する「ブースター」となります。これらのハイレベルな業界対話プラットフォームと的確なビジネスマッチング機会は、市場開拓初期で壁に直面する企業に対し、グローバル市場の需要をより正確に分析し、自社の優位性を明確に位置づけ、効果的な国際協力ルートとブランド影響力の拡大を実現するための強力な支援基盤となります。

第6回「Made in上海・グッズフェア」大阪限定イベントは、「小満」の知恵で産業高度化における質向上の重要性を解き明かします。ポップマートのアートトイIPから愚園路のストリート美学まで、上海はデザインによる製造業の革新と職人精神による価値創造で、都市のイノベーション力を世界に発信しています。

出典:澎湃新聞

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