第28回上海国際映画祭が開幕

japanese.shanghai.gov.cn| 2026-06-16

6月12日、第28回上海国際映画祭が華やかに開幕しました。13日には上海大劇院で金爵賞授賞式およびレッドカーペットイベントが開催され、同日夜にはオープニング作品『第四幕』が大光明電影院にてワールドプレミア上映されました。

今年の映画祭は、「第15次五カ年計画」のスタートの年に上海で開催される、初の国家レベルかつ最高峰の文化イベントです。映画・映像業界の発展への期待感を高め、消費の活力を刺激するとともに、中国映画産業の質の高い発展を後押しするうえで重要な意義を持っています。

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第28回上海国際映画祭が6月12日から28日にかけて開催。(写真提供・文匯報)

今年の映画祭には、125の国と地域から約4100本の作品が応募されました。ガーナやモザンビークからの応募は今回が初めてで、米州とアフリカからの応募作品数も大幅に増加しています。

金爵賞の5つのコンペティション部門の対象作品のうち、ワールドプレミア上映作品は41本に達し、全体の83.67%を占めており、2025年と比べて6.12ポイント増加しました。また、メインコンペティション部門とドキュメンタリー部門においては、初めて全作品がワールドプレミア上映となっています。

メインコンペティション部門に選出された12作品は、それぞれ独自の芸術性と地域文化の特色を備えています。『グランド・ブダペスト・ホテル』のセットデザイナー を務めたヨーゼフ・ブラントル氏の長編デビュー作『Superbuhei 』や、ベルリン国際映画祭 での受賞歴を持つレイス・チェリク 監督による「夜の三部作」の第2作『NIGHT OF BLINDNESS 』から、中国語映画の先駆的な新作『大西洋 (Atlantic Rhapsody) 』にいたるまで、映画という共通言語を通じて、上海国際映画祭の舞台で幅広く深い対話が繰り広げられています。

今年の映画祭は「超ロング上映モード」を迎えています。6月12日から28日までの期間中、上海市内の47の映画館と長江デルタ地域5都市の5つの映画館において、世界77の国と地域から集まった420本以上の作品が上映され、上映回数は1600回を超える予定です。

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「超ロング上映モード」を迎えている今年の上海国際映画祭(写真提供・解放日報)

特集上映の企画においては、中国共産党創立105周年を記念し、今年の映画祭では「大好河山(美しい山河)」という部門を重点的に企画しました。中国語映画の不朽の名作や新進気鋭の佳作から厳選された15作品を通じ、105年にわたる偉大な歩みを振り返ります。

また、今年は中国・エジプト国交樹立70周年、中国・ブラジル文化年にもあたります。本映画祭ではこうした外交的な節目に合わせ、「エジプト映画ウィーク」の開催や「ブラジルスケッチ」部門の設立など、特色ある国際交流イベントを展開します。「一帯一路」映画ウィークでは「万里同屏(遠く離れても同じスクリーンで)」を年間テーマに掲げ、厳選された16作品を上映するほか、入選作品の代表者を特別に招き、浦東新区の映画館で上映後の舞台挨拶を開催します。

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(写真提供・解放日報)

テクノロジー創制部門は松江区の上海科技影都で展開されており、「AIスタジオ」、マーケット展示会、イノベーション・起業コンテストなどの関連イベントを開催します。また、今年の上映イベントでは新たな交流の形として、100回に及ぶ舞台挨拶が行われるほか、新たに「シネマファンサロン」を開催します。これにより、制作陣と観客がより近い距離で交流できる場を創出します。

今年の映画祭では、文化・商業・観光・スポーツ・展示会の融合を一段と拡大し、「都市回遊感」「都市の儀式感」「都市のテクノロジー感」「都市の文化感」「都市のグルメ感」という多業態連携による「都市の五感体験」 を軸に、さまざまな連動企画が展開されています。これに合わせて、チケット半券で特典を受けられる「チケット半券+」キャンペーンもさらに拡充され、市内16区における1000以上の店舗と連携し、「グルメ・宿泊・移動・観光・ショッピング・エンターテインメント」の幅広いシーンをカバーしています。

こうした関連イベントが順次展開されている中、その先陣を切る企画として、上海国際映画祭・テレビ祭特別展 「星々の輝きと街に息づく記憶(Stellar Splendor&Urban Pulse)」は、すでに5月20日から上海影城で開幕しており、7月20日まで開催される予定です。

出典:解放日報、文匯報