AWE2026開幕間近 東方ハブ国際商務合作区に展示エリアを初めて設置
3月12日から15日にかけて、中国家電・消費電子博覧会(以下「AWE2026」)が上海で開催されます。今年のAWEでは、東方ハブ国際商務合作区に初めて展示エリアが設けられ、「一展双区(1つの展示会を2会場で開催する)」という革新的なパターンを形成します。
2月25日、上海市政府新聞弁公室は記者会見を開き、今回のAWEが同合作区に展示エリアを初めて設置することについて紹介しました。
AWE2026は中国最大級の家電・消費電子展示会の一つとして、今年は「AI技術でスマートな未来を分かち合う」というテーマを掲げ、総展示面積17万平方メートルで、約1200社が出展する予定です。
上海東方ハブ国際商務合作区(写真提供・新民晩報、以下同様)
消費電子産業における新たなトレンドとチャンスを幅広く示すため、今年のAWEは主に以下の三つの特徴を備えています。
二会場連動による「クロスボーダー展示」の新たなモデルの創出
東方ハブ国際商務合作区と上海新国際博覧センターの二会場体制を革新的に採用し、「先端技術による牽引、実用化の徹底」というパターンを形成しています。そのうち、上海新国際博覧センターは、展示面積14万平方メートルにわたり、「スマートライフ」を中心に先端製品の新たな利用場面を紹介します。一方、東方ハブ国際商務合作区では、3万平方メートルの会場で最先端科学技術の成果にフォーカスした展示を行い、浦東国際空港まで15分で到着可能という立地を生かし、海外から出展される製品の「スムーズな入区・展示後の返送」や海外からの来場者の「到着後すぐ観覧」を実現します。
トレンド製品から覗く豊かな未来
ヒューマノイドロボット、AIパートナー端末 、スマートグラスなどの最先端技術製品から、身近に使えるガジェットまでが勢揃いします。デバイスから基盤技術、アプリケーションからエコシステムまでを一堂に展示し、技術の進化と未来像をいち早く体感できます。
産業チェーン集積による開放型協力プラットフォームの構築
会場にはハイアール 、ファーウェイ 、智元、Xrealなど家電・消費電子分野でのリーディングカンパニーが集結し、スマート端末チップ、センサー、AI大規模言語モデルなど、産業チェーン全体を網羅します。本イベントは、展示会を媒介として技術交流と製品発信を一体化させるグローバル協力プラットフォームを構築し、ビジネスマッチングや産業交流を通じて、異分野間の連携と産業の高度化を後押しします。
上海東方ハブ国際商務合作区は「世界初・中国唯一」の「時差ゼロのビジネスエリア」として位置づけられ、先行始動区 はすでに閉鎖式管理が実施されています。総合保税区、税関監督管理区と出入国審査場制限区域といった既存の管理制度を基に、特定の閉鎖区域における人員の越境流動の利便化措置やビジネスサービスの提供を加えることにより、世界最高開放水準とビジネス環境を誇るモデルビジネスエリアを目指しています。
人的往来については「双方向の利便性」を実現しています。海外からの招待客はビザなしで入区でき、最長30日間の滞在可能で、滞在期間延長を申請できます。国内来訪者は入場証でスムーズに出入りできます。区内では多言語サービス、ワンストップでの出国手続き対応、国際決済サービスなども提供されています。
貨物の流通については「効率的かつダイレクトな輸送」を実現しています。保税貨物は規定に基づき区内で円滑に流通でき、インフラ資材や設備機器は免税・税金還付政策が適用されます。また、関連資材はゲート電子登録方式(ゲート通過時に税関での申告情報を電子照合する仕組み)により迅速通関が可能となり、企業の運営コストを大幅に削減できます。
出典:上観新聞、新民晩報、WeChat公式アカウント「上海発布」