上海、「アポスティーユ」を導入 書類の国際認証速度が90%向上
かつて、企業が国際書類認証を取得するプロセスは長く、公証、外交認証から領事館認証まで、手続きが煩雑でした。
現在、このプロセスは大幅に簡素化されました。「アポスティーユ」があれば中国の書類が100以上の国の間で迅速に認証されるようになりました。
- 問1:企業が海外でビジネスを行う際、なぜアポスティーユが必要なのですか?
アポスティーユは、学歴証明書や職務証明書などの公文書の特別な「備考」です。国際的に通用する方法で、元の書類(または公文書)に付箋をつけることで、その書類が誰によって発行されたのか、誰が署名または捺印したのかを明確にします。これにより、異なる機関で書類を取り扱われる際の疑問を解消し、多くの再確認の手間を省くことができます。
アポスティーユは、2023年に中国で正式に発効した「外国公文書の認証を不要とする条約」(ハーグ条約)に基づくものです。この国際条約には、アメリカ、カナダ、EU、日本、韓国、および「一帯一路」沿線国など、126の加盟国が含まれます。
アポスティーユがあれば、これらの加盟国で公文書を認証する時間を大幅に短縮できます。統計によると、従来の約20営業日から数営業日に短縮でき、各締約国間での認証時間は平均約90%減少します。
- 問2:アポスティーユの申請方法は?
現在、上海でアポスティーユを申請するには2つの方法があります。
一つ目は窓口での直接申請で、上海市外事弁公室は浦西、浦東、虹橋地区にそれぞれ業務受付窓口を設けており、企業や個人がアポスティーユと領事認証を直接申請できます。
2つ目は前置機関による一括申請で、前置証明書発行機関(上海市公証機関、上海市貿易促進委員会)にアポスティーユと領事認証の代行を申請できます。全市の25の公証機関および市上海市貿易促進委員会の7つの業務窓口でアポスティーユと領事認証の代行を申請できます。
- 問3:アポスティーユの費用はどれくらいかかりますか?処理時間はいくらかかりますか?
アポスティーユの申請費用は財政規定手数料に属し、民事類書類は50元/部、商事類は100元/部になります。アポスティーユの通常処理時間は4営業日、急ぎの場合は2営業日です。
出典:上観新聞