上海出入国審査場、第1四半期の出入国外国人数が前年同期比49%増の延べ265.1万人に
2025年以降、上海出入国審査場の出入国者数は上昇を続けており、今年第1四半期、上海の辺境検査部門は累計で出入国者延べ1015万3000人、出入国(港)する交通機関7万2000機(隻)を検査し、それぞれ前年同期比約27%、18%増加、前月比9.9%、1.4%増加となり、出入国者数は全体的に2019年同時期の9割前後まで回復しています。
近年、中国が各種ビザ免除政策を次々と発表・再開し、特に国家移民管理局による外国人向けのトランジットビザ免除政策の全面的緩和・最適化に伴い、国際観光客が次々と訪れ、外国人の「チャイナトラベル」が引き続き人気を集めています。今年第1四半期、上海出入国審査場で出入国した外国人数は延べ265万1000人に達し、特に上海空港出入国審査場(浦東、虹橋の2つの国際空港の出入国審査場)では、上海の辺境検査部門が累計で出入国外国人を延べ241万7000人検査し、前年同期比49%増加しました。このうち、旅行やビジネスを目的に中国に来る入国者が多く、外国人旅客全体の約8割を占めています。第1四半期に無査証入国した外国人旅客数は延べ60万1000人に達し、2つの空港の出入国審査場を利用した外国人旅客数の5割以上を占めました。
また、中国のビザ免除「友人の輪」の拡大と国際線の増設に伴い、中国公民の海外旅行や出張などが著しく便利になっています。第1四半期に、上海出入国審査場の大陸住民の出入国者数は延べ670万人を超え、1日あたり7万4000人で、前年同期比約20%増加し、2019年同時期の約90%になっています。目的地を見ると、上位5位は日本、韓国、タイ、中国香港、シンガポールの順です。
クルーズ船出入国審査場において、ビザ免除政策の拡大と辺境検査による出入国の利便性向上に伴い、クルーズ船出入国審査場のビジネス環境はますます良質で効率的になりつつあり、国際クルーズ船市場の顕著な発展を示しています。3月16日、ドイツのアイーダ・クルーズ社傘下の「アイーダ・ステラ」とロイヤル・カリビアン社の「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」が上海呉淞口国際クルーズ港に寄港し、2隻の大型国際クルーズ船が合わせて約4800人の外国人観光客を乗せて入国しました。上海呉淞口国際クルーズ港の2011年の開港以来、1日あたりの外国人観光客入国者数は過去最高を更新しました。
出典:澎湃新聞