上海、最新の国際大都市科学技術革新能力ランキングでトップ10入り 先端科学技術分野が急発展

japanese.shanghai.gov.cn| 2025-04-02

上海科学技術情報研究所はこのほど、「2024国際大都市科学技術革新能力評価」報告書を発表しました。総合ランキング上位10位の都市は、一位からそれぞれボストン・ケンブリッジ、北京、ニューヨーク、ロンドン、上海、パリ、サンフランシスコ・サンノゼ、香港、シアトル、深センです。

この報告書は全要素生産性の視点から、科学技術革新能力を科学技術革新集積力・科学技術革新卓越力・科学技術革新成長力・科学技術革新影響力の「四つの力」に分解し、分析枠組みを構築しました。

「四つの力」の枠組みで上海を評価すると、上海の最大の優位性は科学技術革新の成長力であることが示されました。人工知能、ブロックチェーン、水素エネルギー、グラフェン、自動運転、ゲノム編集、精密医療、量子技術、mRNAワクチン、没入型体験など10の新興技術分野で、上海の発展速度は世界でもトップクラスになっています。

評価によると、総合ランキング上位10位の都市のうち、中米両国がそれぞれ4都市がランクインしました。うち、米国は科学技術革新の卓越力において優位性が明らかで、6都市がトップ10都市にランクインしました。シアトル、ボストン・ケンブリッジを代表とする米国都市は、技術革新の卓越性において目立った実績をあげたと同時に、学術革新の卓越性においても高い水準を維持しており、全面的でハイレベルな科学技術革新の発展の質を示しています。科学技術革新の成長力において、ランクインしたトップ10都市のうち9都市が中国都市です。うち、成都・上海・杭州がトップ3にランクインし、科学技術革新分野における「中国のスピード」をアピールしました。

科学技術革新の成長力には3つのサブ指標で構成されており、上海は成長力総合ランキング2位の都市で、「先端分野での成長」サブ指標でトップとなっています。このサブ指標は、各都市の先端科学技術分野における発展速度を評価することを目的としており、研究グループは人工知能・ブロックチェーン・水素エネルギーなど10の新興技術を選択し、2021~2023年におけるこれらの新興技術のPCT(特許協力条約)特許件数とSCI(科学引用索引)論文数の年平均成長率をそれぞれ統計し、それに対して加重計算を行い、その結果をランキングの根拠としました。

紹介によると上海科学技術情報研究所は毎年、世界が注目する10の新興技術を選出し発表しています。上海はこれらの技術分野におけるPCT特許の増加幅で他の都市を大きく引き離しており、PCT特許の発明者数の増加率も1位で、技術研究開発において盛んな成長の勢いを示しています。その中からも、上海市は近年、新興産業や未来産業の育成・拡大において顕著な成果を収めていることがわかります。

出典:解放日報