上海クルーズ港、1日の国際観光客入国者数が記録更新!ビザ免除政策+文化的魅力で中国ツアーが大人気に

japanese.shanghai.gov.cn| 2025-03-19

3月16日、ドイツ社のアイーダ・クルーズ傘下の大型クルーズ船「アイーダ・ステラ号」(AIDA stella)が初めて上海宝山に寄港し、中国に約2200人の外国人観光客を運んできました。同日、呉淞口国際クルーズ港を母港として運営するロイヤル・カリビアンの「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」も2600人以上の外国人観光客を運んできました。「2つのクルーズの同時寄港」により、上海は約4800人の国際観光客を迎え、中国クルーズ港の1日の国際観光客入国者数の最高記録を更新しました。

上海宝山は獅子舞や竜舞で外国人観光客を迎える。(写真・新民晩報)

宝山は上海から入国する国際クルーズ観光客のホストエリアとして、「文化的求心力+サービスの良質さ」という二重没入型体験で、遠くから訪れたドイツ、ロシア、英国、米国、オーストラリア、アイルランドなど43カ国の国際クルーズ観光客に現代中国との初めての美しい「出会い」をプレゼントしています。

また、国際観光客のニーズに合わせ、T2到着ロビーには外貨両替やSIMカードの開通手続きなどに対応する「ワンストップ式」サービス窓口が特設され、多言語対応のボランティアを配置してガイドサービスを提供しています。顧村公園2025上海桜祭りが盛大に開催されている中、宝山区濱江委員会と呉淞口文化観光集団は「桜・クルーズコラボ」特別コースを打ち出し、クルーズの観光客と乗組員に便宜を図るワンストップ式移動サービスを提供しています。特別コースにも外国語ガイドと遊園サービスが配置されています。

2024年以来、国際クルーズ船が正式に中国市場に復帰し、国産大型クルーズ船の初航海に伴い、上海クルーズ船市場は活気を取り戻して勢いよく復活を遂げました。かつてアジア1位だった呉淞口国際クルーズ港は2024年に延べ204隻の国際クルーズ船を受け入れ、全国総数の半分以上を占めました。昨年末から現在まで、中国文化が海外進出の同時に世界で輝いているにつれて、国家移民管理局が実施した240時間トランジットビザ免除政策はますます大きい集客効果を発揮しており、気まぐれ旅行が外国人観光客が中国ツアーを始める主な理由となっています。上海は独特の海派文化(上海文化)の風情と、現代と歴史が融合した都市景観、極めて便利なサービス、及び多彩なイベントで、さまざまな国からの観光客が上海に来て体験し、滞在するよう引きつけています。

特に、呉淞口国際クルーズ港の国際線は最近人気が上昇し続けており、ドイツのTUIクルーズ傘下の「メイン・シフ6」(Mein Schiff 6)が3月30日、4月19日、4月20日に寄港し、コスタクルーズ傘下のコスタ・セレーナ(COSTA SERENA)も6月に復帰します。これらの寄港クルーズは上海に新たな国際観光ブームをもたらし、間違いなく中国のハイエンドクルーズ船のラインアップをさらに充実させます。

上海市は今後、引き続き通関効率を最適化し、サービスレベルを向上させ、より多くの国際クルーズ会社のクルーズ寄港を誘致するとともに、長江デルタ文化観光資源とコラボレーションし、「クルーズ+陸上観光」のカスタム商品を打ち出し、世界中の国際観光客に「ワンコース・マルチステーション」の優れた体験を提供し、上海市の「中国国際クルーズ船インバウンド観光のファーストストップ」と世界的影響力を持つ国際クルーズ船の観光目的地建設を後押しします。

出典:上観新聞(Shanghai Observer)・新民晩報