4月中旬から上海・南京~神戸直行便が就航
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2025-03-19
上海市文化・観光局によると、吉祥航空は新たに神戸を目的地とする直行便を開設します。4月18日より上海~神戸線、4月19日より南京~神戸線が就航し、それぞれ1日1便で運航されます。
2路線の開通により、中国の長江デルタ地域と日本の関西経済圏の相互接続がさらに強化されるだけでなく、大阪関西万博の開催を機に、中日間の観光、文化交流、経済・貿易、教育などの分野で双方向の交流が促進され、地域発展に新たな活力をもたらすことが期待されています。
統計によると、2024年の中国へのインバウンド観光客数は前年比60.8%増加し、その中で日本からの旅客数が顕著に増加しました。吉祥航空の于成吉総裁は、「中国の日本人向けビザ免除政策のおかげで、新路線の開設はより多くの日本人観光客を中国文化体験へと誘うことが期待されます」と説明しました。「今回の神戸路線の開設は市場の需要に応えるものであり、吉祥航空の国際戦略における重要な一歩でもあります。日本の桜シーズンや夏の旅行ピークに合わせ、特別なテーマ旅行商品やプロモーションを展開し、市場のさらなる活性化を図ります」とも述べました。
夏・秋の運航シーズンに向けて、吉祥航空の日本路線を計14路線に拡大し、1日最大40便を運航予定で、東京、大阪、名古屋、札幌などの主要都市と中国各地を結びます。さらに、大阪関西万博は4月13日に開幕し、2800万人以上の国際観光客の訪日が見込まれています。神戸空港は関西圏の重要なハブ空港の一つであり、大阪市中心部からわずか25.5kmの距離に位置します。鉄道やタクシーを利用すれば、万博会場まで約40分で到着できます。
出典:中国民航網、上観新聞(Shanghai Observer)