「鑑真号」、初航海へ

japanese.shanghai.gov.cn| 2024-06-12

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6月8日、上海港国際旅客ターミナルで行われた「鑑真号」の就航式(写真:新民晩報)

6月8日に、上海港国際旅客ターミナルで、中日国際フェリー株式会社(以下、「中日フェリー」)の「鑑真号」の就航式が行われました。

紹介によると、「鑑真号」は上海・大阪・神戸間を定期的に往復する長距離国際フェリーで、これは3代目の「鑑真号」となります。「鑑真号」は唐の名僧、鑑真和上にちなんで命名され、歴史の継承と文化の振興という重要な使命を象徴しています。1985年、中日フェリーの初代「鑑真号」が就航し、1994年に2代目の「新鑑真号」が「鑑真号」に代わって中日間の往来を担いました。そして、現在3代目の「鑑真号」が無事に就航し、新世代のエコな中日航路のハイエンドのフェリーが正式に就航することになりました。

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(写真:新民晩報)

1985年に上海と日本を結ぶ初の国際旅客・貨物定期航路が開通して以来、中日フェリーは両国間の重要な架け橋となってきました。「鑑真号」の就航以来、延べ約32万人の出入国旅客を運び、業界で初めて超高速や高速の荷物受け渡しサービスなどハイエンドの個人向けサービスを開拓しました。2018年、「新鑑真号」は台風「ジェベイ」によって大阪で立ち往生した乗客の避難を支援しました。また、2019年には、「鑑真大師」展覧会の文化財を上海に輸送し、中日間の海上航路に彩り豊かな足跡を残しました。

同日、中国郵政公社の承認を受けて、航海郵便局は「鑑真号」初航海の消印を発行しました。

情報源:新民晩報