輸入博の交通ガイド
第8回中国輸入博覧会(以下、輸入博)が11月5日に開幕しました。地下鉄・バス・タクシー・自家用車など、どの交通手段を利用しても、輸入博の会場である国家会議展示センター(上海)にスムーズにアクセスできます。以下は、輸入博期間中の交通機関について、地下鉄・バス・タクシー・シャトルバス・駐車場の5つに分けて紹介します。
地下鉄でのアクセス
上海では、地下鉄は柔軟かつ経済的な移動手段です。上海のすべての地下鉄駅には主要な海外発行の銀行カードに対応したPOS端末が設置されています。ですから、国際クレジットカードやデビットカードをかざすだけで乗車することができ、切符を購入する必要はありません。
地下鉄2号線は、上海浦東国際空港と国家会展中心駅を直結しています。17号線は上海虹橋駅と国家会展中心駅を結んでいます。詳細は以下の「上海軌道交通路線図」を参照してください。
上海虹橋国際空港から出発する場合は、地下鉄10号線に乗って上海虹橋駅まで行き、そこで17号線に乗り換えて、国家会展中心駅に行くことができます。
バスでのアクセス
輸入博専用バス(写真・上海市人民政府弁公室)
会期中、輸入博の来場者および市民の利便性を高めるため、上海市の中心部と会場を結ぶ、輸入博専用バス路線「71路」が運行されています。
輸入博期間中、第8回輸入博の有効な入場証を提示すればこの路線を無料で利用することができます。
タクシーでのアクセス
輸入博期間中、24時間体制で運行する3000台のEVタクシー(写真・労働報)
輸入博の期間中は、タクシーでの移動が非常に便利で効率的です。数千台のタクシーが、出展者や来場者のために随時運行し、サービスを提供しています。
会場周辺には、複数のタクシーの「乗降エリア」が設けられています。そのうち、P6駐車場にはタクシー乗車エリアが、またP20エリアには予備の待機エリアが設置されています。
さらに、3000台のEVタクシーが24時間体制で運行し、会期中、出展者と来場者に環境にやさしくて快適かつ信頼性の高い移動手段を提供します。
ホテルシャトルバスでのアクセス
輸入博の期間中は、47の指定ホテルと会場を結ぶ4路線の専用シャトルバスが運行されます。
「随申行」アプリを利用すれば、運行ルートの確認、チケットのオンライン購入が可能です。また、バスのリアルタイム位置情報や停留所の情報など、最新の運行状況を確認することもできます。
また、イベント終了後の混雑を考慮し、シャトルバスは運行時間を延長し、ピーク時には便数も増発する態勢が整えられています。
自家用車でのアクセスと駐車情報
会場周辺の駐車場(地図・上海市交通委員会)
国家会議展示センター周辺には、24の臨時駐車エリアが設けられており、大型バス約960台分と乗用車約4000台分の駐車スペースが用意されています。
さらに、虹橋国際セントラルビジネス地区の共用駐車場も予備として利用可能です。平日は約4000台分、週末は約7000台分の駐車スペースが用意されています。
すべての予約制駐車場では、当日オンライン予約に対応しています。到着の1時間前までに予約してください。
出典: 中国国際輸入博覧局