（写真・WeChat公式アカウント「上海発布」）

7月19日、上海市統計局は2024年上半期の上海市国民経済の運行状況を発表しました。データによると、上半期、上海市の市内総生産額は22345億5900万元で、不変価格で計算すると、前年同期比で4.8%増加しました。そのうち、第二次産業と第三次産業の付加価値額はそれぞれ前年同期比で1.2%、5.8%増加しました。

上海市統計局の公式見解によると、2024年上半期の上海経済にはサービス業、先導産業、投資の成長速度が速いという3つの主要な特徴があります。

まず、サービス業が2024年上半期の上海経済成長を主導していました。輸送業、倉庫業、郵政事業、情報伝達業、ソフトウェア業界、情報処理業界、科学研究、技術、レンタル、商業、金融業が急速に成長しています。

サービス業の急速な発展は、フロー型経済の持続的な回復から見られます。貨物の輸送頻度、空港の旅客数、旅行会社、会議、展示会および関連サービスの営業収入が著しく増加しています。

次に、先導産業の成長が良好です。上海市の三大先導産業（集積回路、バイオ医薬品、人工知能）の製造業の生産額は前年同期比で6.1％増加しました。

さらに、投資は引き続き急速な成長を維持しています。上海市の固定資産投資は前年同期比で10.2％増加し、工業、不動産開発、社会事業への投資が顕著な成長を見せました。

特筆すべきは、ハイテク製造業への投資の成長率が高いことです。上半期、上海市のハイテク製造業への投資が前年同期比で19.3％増加しました。そのうち、集積回路や半導体部品の製造などのプロジェクトにより、電子・通信機器製造業への投資は31.1％増加し、医療機器製造業への投資は最も急速に52.9％増加しました。

情報源：上観新聞（Shanghai Observer）、WeChat公式アカウント「上海発布」