長寧区は37.18平方キロメートルの面積を持ち、虹橋統合交通ハブに隣接しており、上海初の外資系企業向けCBDの本拠地であり、国際貿易センターとしての上海に大きく貢献しています。

長寧区は、市内で最も成熟した商業・貿易を行う最も国際的な繁華街の1つとして、現在、上海に領事館の約3分の1、登録駐在員の約5分の1、6600社以上の外資系企業、80の多国籍企業地域本部(RHQ)を有します。

第14次5カ年計画(2021-25年)期間中、同区は空港経済、本部経済、デジタル経済の発展に重点を置き、インテリジェント交通やその他の産業の発展を促進し、本部高地、空港経済の国家デモンストレーションゾーン、デジタル経済変革のモデルエリアを構築することに取り組んでいます。

投資ハイライト

  競争力のある在来産業：現代貿易、情報サービス、専門サービス

主な専門産業：空港エコノミー、インテリジェント・コネクティビティ、ファッション&クリエイティビティ

新興産業：AI、金融サービス、ライフサイエンス&ヘルスケア、現代ニューエコノミー

ビジネス支援施設

  虹橋古北エリア

主な建物：SOHO古北、東銀センター、古北フォーチュンセンター

  中山公園商業区

主な建物：兆豊プラザ、長寧来福士広場(ラッフルズシティ長寧)、SOHO 天山プラザ

  上海虹橋空港経済デモンストレーションゾーン

機能位置付け：国際航空輸送ハブ、グローバル航空会社の本部基地、ハイエンドサービス産業クラスター、全国ビジネスジェット基地、低炭素開発エリア

  上海マルチメディアパーク

業界位置付け：マルチメディアディスプレイ&展示会、アニメーション、映画&テレビ制作、デジタルエンターテインメントなど、デジタル文化・クリエイティブ産業

政策支援

  本部経済の推進

多国籍企業の地域本部（RHQ）に対する市の政策とは別に、新たに導入またはアップグレードされた多国籍企業のRHQまたは本部機関は、200万元(279,092ドル)の補助金を一括で受けることが可能です。長寧区で自社用のためにオフィスビルを賃貸または購入する企業は、450万元の賃貸補助金または1000万元の購入手当を受けることができます。外国投資が3000万元に達した企業は、100万元の奨励金を受けることができます。

  アクセス制限の緩和

行政承認の規制を緩和し、市場アクセスの敷居を引き下げるため、業界横断的な承認制度の整備や、生活サービス「インターネット+」などの関連産業の運営資格、行政許可、営業許可などの新たな手続きの整備など、制度改革が図られています。

  主要企業誘致

新たに認可または新規に入居したハイテク企業に20万元の補助金を一括で支給します。航空サービス企業が新たに導入した国および地域の航空要素取引プラットフォームは、それぞれ100万元と50万元の助成金を一括受けることが可能です。新たに導入された金融サービスやフィンテックサービスに従事する主要企業に最大3000万元の補助金を受けることができます。

  優秀人材誘致

特定された上級管理職を対象に、最大50万元の住宅手当を支給します。優秀な専門人材を対象に、最大24か月間、月額1600元の賃貸助成金を支給します。

   企業のイノベーションを支援

技術吸収・イノベーションプロジェクトを導入した企業には50万元の補助金が支給されます。

情報源：上海外商投資ガイド2022・2023