第25回中国国際工業博覧会が9月23日に上海で開幕

(写真提供・上観新聞)
第25回中国国際工業博覧会(CIIF、略称「工業博」)は、9月23日から27日まで上海国家会展センターで開催されます。今回の工業博の展示面積は30万平方メートルに達し、ドイツのハノーバーメッセを上回り、出展企業数は約3000社に上り、フォーチュン500企業及び業界のリーディングカンパニーのうち約300社が参加し、ヨーロッパからの出展者は30%を占め、事前登録した観客数は前年同期比30%の増加となり、いずれも過去最高を記録しました。
工業博は「中国」を冠する歴史が最も長い工業展示会の一つで、1999年に創設されて以来、20年以上にわたり発展を続け、現在では世界有数の国際工業総合見本市となり、中国製造業の高度化・スマート化・グリーン化へのモデル転換、そして中国の新型工業化の進展を示す重要な窓口となっています。
今回の博覧会は「1+3+9+10」を展示の基本構成とし、すなわち1つのハイレベルな開幕式、国家展・介護ロボット展・未来工業イノベーション展の3つの特別展、9つの業種別テーマ展、10の重点業界サミットを実施します。今回初めて「AI+工作機械」特別エリア、集積回路特別エリア、原子力発電技術特別エリア、イノベーション・インキュベーション特別エリアを設置します。
今回の展示会はドイツ、日本、米国、フランスなど28の国と地域から約3000社の企業が出展し、海外からの出展者の展示面積も過去最大となりました。このうち、日本のアマダは、可変パルスカッティングバンドソーなどのスマート製造に関する成果を世界初公開します。
このほか、今回の工業博は「重点産業チェーンの的確な補完」と「産業エコシステムの持続的共同構築」の2つの方向をめぐって力を入れ、「2025投資上海・工業博で会おう」といったテーマ別プロモーションを実施し、市と区の連携を持続的に強化し、各区や重点産業パークが主導産業の強みを発揮できるよう支援します。これにより、経済主体の上海への集積を促進し、新型工業化に新たな活力を注入します。会場ではさらに中国製造体験デーなどのイベントを開催し、「一帯一路」CIIF海外推薦官や業界のリーディングカンパニーを招き、毎日に1つのテーマに焦点を当てて「中外対話」を繰り広げる予定です。
開催時間
- ビジネスデイ
2025年9月23日(火)~26日(金)、9:30~18:00(17:00入場終了、初日は10:30から入場可)
- 一般公開日
2025年9月27日(土)、9:30~16:00(15:00入場終了)
出典:上観新聞、WeChat公式アカウント「上海発布」、澎湃新聞