上海、新たなグローバル・オーダーメイドセンターが誕生
先日、黄浦江沿いの中核エリアに位置する「緑地外灘グローバルオーダーメイドセンター」の開業式典が行われ、チャイナドレスブランドの「蔓楼蘭」やシルクブランドの「絲所(SILK LAB)」などの有名ブランドがいち早く入居しました。黄浦区の「南外灘オーダーメイドセンター」に続き、上海にはまたひとつ、オーダーメイド産業における新たなランドマークが誕生しました。
緑地外灘グローバルオーダーメイドセンターは南外灘・董家渡緑地外灘センター第2期・第3期商業エリアに位置しており、敷地面積は約1万平方メートルに達しています。チャイナドレスやスーツ、ウェディングドレスなどの高級オーダーメイド服を中心に、ジュエリーやアクセサリー、3C家電製品、さらには無形文化遺産の展示など、幅広いカテゴリーのブランド入居を積極的に誘致しています。現在、第2期商業エリアは営業を開始しており、一部の店舗は内装工事が進行中です。
第1陣の入居ブランドのうち、チャイナドレスブランド「蔓楼蘭」は、上海ですでに名声を誇るブランドで、「海派(上海スタイル)」の高級オーダーメイド服の代表格です。また、無形文化遺産に登録された「中国伝統礼服制作技術」の保護・伝承を担う企業でもあります。同ブランドは、チャイナドレスに関する国家標準の策定を主導したほか、第1弾の「上海ブランド」、上海名牌(有名ブランド)として認証を受けたほか、上海市品質金賞などを受賞しており、まさに「上海オーダーメイド」を世界に発信するチャイナドレスを代表する存在とも言えます。
また、今回入居したシルクテクノロジーブランド「絲所(Silk Lab)」は、この間「オーダーメイド」を強みに人気を集め、国内外に50以上の提携店を展開しています。同ブランドの創業者は、中国シルクをよりモダンで国際的に認知される存在にすることを目指しています。現在は、ケンブリッジ大学の制服デザインに関連するグッズの開発も手掛けています。
さらに、同センターでは今後「グローバル名品・上海外灘限定エリア」の設置も計画されています。中国国際輸入博覧会(CIIE)を通じて、スウェーデンのダーラナホース、アルゼンチンのマテ茶 、コロンビアの有名ジュエリーなど、世界各国の特色あるブランドを誘致する予定です。
上海は現在、「国際消費センター都市」の構築を加速させており、「上海オーダーメイド」ブランドの発信と、消費の質の向上および市場拡大に全力で取り組んでいます。緑地貿易港グループの薛迎傑総経理は、「当センターは上海の優れたオーダーメイド製品を集約させ、創造性のあふれるローカルブランドやオーナーを発掘して世に送り出すとともに、より多くのインバウンド観光客の方々に満足いただけるショッピング体験や利便性の高い免税・税還付サービスを提供していきたい」と述べました。
出典:上海市人民政府網