上海国際フラワーショー開幕間近、黄浦区淡水路が「花の街」に変身
まもなく開幕する上海国際フラワーショーを迎えるため、最近、黄浦区の淡水路は「花の街」に変身し、多くの消費者を引き寄せています。地元の小店が上海国際フラワーショーによる集客効果の恩恵をいち早く受け始めています。
淡水路の「花のショーウィンドウ」(写真提供・上観新聞、以下同様)
「この通りの花のショーウィンドウは4月8日ごろに設置された。あれから、この小さな通りの人通りが一気に増えたのがはっきりと感じられた。金曜日と土曜日には、来店客数も売上も2倍になった」。淡水路260号にある「大施テーラーショップ」の店主で、無形文化遺産の伝統技術である蘇州宋錦の伝承者・施意さんは驚きを交えながらそう話しました。
「大施テーラーショップ」の店先の花の装飾
同店は、丁玲(20世紀中国を代表する女性小説家、政治活動家)の旧居を活用した店舗で、外観は白を基調とし、ショーウィンドウの花の装飾は淡いピンク、淡い紫、白の花で、芸術的な雰囲気に満ちています。通りで写真を撮っているうちに、つい興味をそそられ、店内に入ってしまう人もたくさんいます。国際フラワーショーに合わせて、店内では「懐かしき生け花で描く上海」と題したミニ展示を自発的に企画しました。テーブルの上や机の脇には、さまざまな昔風の花瓶と生け花が配置され、1980年代の上海の家庭のテーブルを飾った花瓶の情景を再現し、詩情と温かみのある空間が広がっています。
店内の「懐かしき生け花で描く上海」
数十メートル先にはあるイタリアン手作りジェラートの専門店「Osic Gelato」。その看板には、大きなキャラメル色のコーンからピンクと白の花の「滝」が流れ落ちるような装飾が施されており、店の「甘さ」を最大限に引き立てています。
同店は、さまざまな斬新なフレーバーで若者を中心に人気を集めています。最近は看板メニューである「バニラ・塩豆乳」風味のジェラートが飛ぶように売れています。「バニラ・塩豆乳味には豆乳と醤油を加えて、上海の人が好きな塩豆乳風味に仕上げました。上海の消費者だけでなく、外国人観光客にも大好評です。気温の上昇でジェラートの消費がピークを迎え、さらに淡水路の『花の街』の集客効果もあるので、店の売上は自然と上向きになっています」と店主の朱祥宇さんは話しました。
「Osic Gelato」の花飾り
淡水路の「花の街」の整備は、淮海中路街道による取り組みの一環です。街道の責任者は「デザイナーを起用し、淡水路の10店舗それぞれの雰囲気に合わせて花のショーウィンドウをデザインしました。また、店主たちにもアイデアを出してもらい、こうして花の街を実現したのです。上海国際フラワーショーの追い風に乗って、淡水路の商業的な雰囲気をさらに高め、小店の来客数を増やし、消費を促進したいと考えています」と述べました。
4月11日、街道が企画した「春のコンサート」がこのエリアで開催されました。市民や観光客は淮海中路417号の知音音楽広場で蘇州河バンドの演奏を聴き、「スタンプパスポート」を持って淡水路の店舗などでスタンプを集めると、プレゼントと交換できます。このイベントは淡水路へのさらなる集客を目的としています。
上海国際フラワーショーがまもなく開幕し、淡水路から数百メートル離れた新天地は今回国際フラワーショーの都市メイン会場の一つです。淡水路の店主たちは期待に満ちています。「新天地で花を楽しむ観光客がたくさんいるから、その波及効果が私たちにも及ぶでしょう」。「大施テーラーショップ」は開店時間を正午12時から午前10時30分に早め、「午前中の光が店先の花とよく合うからです」といいます。
上海国際フラワーショーは、花を楽しむ祭典であり、文化・商業・観光・スポーツ・展示会が融合した消費の祭典でもあります。黄浦区は、フラワーアートを展示会場から商業エリアに広げることを奨励しています。一部の通り沿いの小店に対しては、黄浦区が主導し、店舗が参加する形でフラワーショーへの参加を支援し、フラワーショーがもたらす集客効果を享受できるようにしています。重点的な店舗や企業に対しては、黄浦区がテーマに沿った花のショーウィンドウとインタラクティブな装置を自ら設計することを奨励しています。現在、黄浦区では100の重点店舗が自発的に花飾りを進め、地区内の主要な商業街で「通りごとに異なる景観、歩くごとに変わる花景色」という春の風景が広がっています。
出典:上観新聞