世界のファッションブランドが上海のプラタナス並木道に相次ぎ初出店

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 上海徐匯区の武康路にあるルイ・ヴィトンのテーマ型「ホテル」(写真・WeChat公式アカウント「ブランドスター」)

先日、ルイ・ヴィトンは徐匯区武康路40弄1号にあるスペイン風の庭園付き住宅で、18日間限定のテーマ型「ホテル」をオープンし、今月18日まで続きます。

この期間限定のテーマ型「ホテル」は実際のホテルではなく、空間全体をホテルのように演出するものです。「体験型小売り」という新たな方向性を強化し、物語性溢れる場を創出し、訪れた人々がその内なる物語を探求したくなるよう仕掛けを施しています。

この体験型店舗では、窓越しに上海特有の集合住宅様式「里弄」の日常風景が広がり、プラタナスの枝葉が隣家の赤い瓦屋根をやわらかく包んでいます。店内の壁にはパリの街角を写した大きな写真が飾られ、オスマン建築のドームやカフェのネオンが手に届きそうなほど臨場感満載です。

ブランド側の関係責任者は、この場所を選んだ理由について「自然と集客できる文化消費の場だからだ」とコメントしています。この住宅が所在する武康路-安福路エリアは、わずか1.5キロメートルの道路網に、61ヶ所の歴史的建造物と37ヶ所の文化資源が密集しており、1日平均4万人が行き交っています。さらに、店舗が位置する湖南街道は、プロジェクトの届出手続きに関して明確なガイダンスを提供し、イベントの迅速な実施を支援しています。こうした「伴走型サービス」が、販売体験と地域の日常生活との調和を確保しています。

湖南街道の董佳副主任は、武康路-安福路エリアが多くのグローバルブランドにとって中国進出の「初舞台」となっていると述べました。「このエリアでは強力な1号店のラインナップが形成されています。統計によると、2025年末までに、同エリアには約30店舗の高品質なブランドの1号店が集まっています」。同氏は例として、adidas Originalsのグローバル旗艦店や、LE LABO(ル ラボ)の中国大陸初のロードサイド店舗、最近オープンしたMaison de Famille Longchamp(メゾン ド ファミーユ ロンシャン) 、MUSINSA Store(ムシンサ ストア)、そしてまもなくオープンするフランスのファッションブランド・Lemaire(ルメール)などが、このエリアを中国市場進出の最初の舞台として選んでいることを挙げました。

現在、同エリア内には約200軒の主要店舗が入居しています。湖南街道党工作委員会の楊海英書記は、歴史的景観地区の空間が限られている現状を踏まえ、周辺のオフィスビルのリソースを統合し、企業に「店舗+オフィス」という一体型ソリューションを提供することで、「商業+X」の展開を実現すると説明しました。例えば、HARMAY話梅やMUSINSAなどのブランドが入居する際、デザイン、キュレーション、投資など川上・川下の関連リソースを速やかに連携させ、同エリアを物理的空間から、ブランドが自ら成長し続けて、化学反応を生み出すクリエイティブなプラットフォームへと進化させています。

出典:文匯報、WeChat公式アカウント「ブランドスター」