6月7日、第1回「静安ファッションカルチャーウィーク」は張園で開幕しました。「静安ファッションカルチャーウィーク」は「文化とファッションの融合・活力あふれる静安」をテーマとし、静安区が国際消費中心都市のコアエリアとして全力で推進する「初発表・初披露―芸術体験―消費転化」という新しい体験を提供しました。

第1回「静安ファッションカルチャーウィーク」開幕式の様子（写真提供・WeChat公式アカウント「上海静安」、以下同様）

本日から6月21日まで、「文化展示・産業活性化・消費革新・世界との対話」を目標に、区内の主要商業エリアと芸術機関を連携させ、国内外の高級ハイブランド・業界団体・クリエイティブ機関と共同で、都市のファッションイノベーション活力を全面的に喚起し、静安を世界のファッション文化交流の新たなランドマークかつ国際影響力のあるファッションハイエンド消費拠点へと発展させます。

「静安ファッションカルチャーウィーク」の開幕イベントとして、「過去・現在・未来」をつなぐ2つのファッションショーが張園で開催されました。

「ファッションオートクチュールコレクション」が上海スタイルチャイナドレス文化祭とコラボレーションし、中国風ファッションの百年間の軌跡をたどりました。

「ファッションオートクチュールコレクション」と上海スタイルチャイナドレス文化祭のコラボレーション

国際舞台で活躍している中国のデザイナーたちも各自のファッションデザインを携えてショーに登場しました。これらの作品は、ローカル文化要素と国際的ファッション要素を巧みに融合させ、中国ローカルファッションの強い生命力を見事に描き出しました。

「ファッションオートクチュールコレクション」

「新興の声ショー」

「新興の声ショー」は東華大学の若い学生たちの自由な発想とチャレンジ精神をアピールしただけでなく、有名デザイナーのサステナビリティとテクニカルファブリックでの最先端成果も紹介しました。これは中国ファッションの無限な可能性を示しています。

「静安ファッションカルチャーウィーク」期間中、「モダンガーデン」静安ファッションアート期間限定スペースが張園W6の2階にオープンします。ここでは、中国トップクラスのデザイナーとファブリックアーティストが芸術と商業の境界線を越え、アート展示とファッション小売りの融合した没入型一体空間を共同で構築しています。来場者はアート展示品を鑑賞し、トレンドのインスピレーションを捉え、気に入ったアイテムを購入できます。「展示と販売の一体化」という未来モデルにおいて、視覚的享受から芸術的共鳴、そして消費体験までがシームレスに融合した新たなファッション消費体験が提供されています。

「モダンガーデン」静安ファッションアート期間限定スペース

「静安ファッションカルチャーウィーク」期間中、静安区の各主要商業エリアでは質の高いブランドファッション文化のイベントが集中的に開催されます。

張園では、見きれないほどの「初出店・初発表・初披露」イベントが次々と登場します。例えば、中国デザイナーブランドHamcus（ハムカス）の新商品初発表コラボイベントでは、先鋭的な小売空間が作り出されます。ディズニー・チャイナが「ハウス・オブ・マウス」ワンダーパーティーを開催し、新しいスタイルで有名IPのインタラクティブ体験を提供します。香港故宮文化博物館が香港以外で初の展覧会「都市の鼓動――中国伝統文化の新釈」を開催し、上海と香港の文化的蓄積とイノベーションを探求します。

無形文化遺産の工芸技術の革新体験から先鋭デザイン理念との「対話」へ、ローカルデザインの自信あふれる表現から世界に羽ばたく視野へ、「静安ファッションカルチャーウィーク」はまもなく開催する「2025中国ファッション産業カンファレンス」の機運を高めると同時に、世界に「中国ファッション」と「静安の魅力」を発信する生き生きとした視点も提供しています。静安において、ファッションはライフスタイルの一つであり、街の気質を象徴する最も輝かしい彩りでもあります。

出典：WeChat公式アカウント「上海静安」