2024上海シルクロード電子商取引フェスティバルがスタート、国際協力と貿易を促進
第5回上海「5・5ショッピング・フェスティバル」の15のベンチマークイベントの1つである上海シルクロード雲品(オンラインショッピング商品)電子商取引フェスティバルは5月7日から17日まで開催されます。今回のフェスティバルは、主な電子商取引プラットフォームや輸出入企業、ライブコマース基地、商圏モール、シルクロード電子商取引国家パビリオン、「一帯一路」参加国貿易促進機構を動員し、50以上オンラインとオフライン消費促進イベントを打ち出します。
2024上海シルクロードオンラインショッピング商品電子商取引フェスティバルは7日に開幕しました。(写真・主催側提供)
7日に行われた発足式で、チリ、パキスタン、ウズベキスタン、イタリア及び雲品アフリカテーマイベントなど、5の国・地域別テーマデーイベントが発表されました。シルクロード電子商取引国家パビリオン、電子商取引プラットフォーム、商圏モールと連携して4つのパートナー国テーマデーを行います。オンラインとオフラインの国家パビリオンを同時にオープンし、ライブ配信を実施し、パートナー国の高品質な製品を紹介し、ビジネスマッチング活動を開催し、パートナー国の特色ある観光や文化的景観をプロモーションし、中国の消費者にシルクロード文化を理解してシルクロードグッズを楽しんでもらいます。雲品アフリカテーマイベントでは、アフリカの商品や観光製品を精選し、「アフリカ良品ライブ」を通じて中国とアフリカのデジタルビジネス貿易における協力を深めます。
発足式では、シルクロードパートナー国の特産品に焦点を当て、南米コーヒーフェスティバル、オーストラリア・ニュージーランドワインフェスティバル、東南アジアフルーツフェスティバルなどの特別テーマイベントも発表されました。ブラジル、ペルー、コロンビアなど南米9カ国から30種類以上のコーヒー、主要ワイン生産地であるオーストラリアとニュージーランドから180種類以上のワイン、タイ、ベトナム、フィリピンなどの東南アジア国からのドリアン、リュウガン、マンゴスチンなど約30種類の果物が販促イベントの対象となります。
フェスティバル期間中、消費者は電子商取引プラットフォームやライブコマースを通じてお気に入りの商品を購入できるだけでなく、オフラインマーケットに行って、実際に見て、交流して、優れた商品を体験することもできます。南京東路558号や黄浦区、徐匯区の緑地繽紛城、閔行区の虹橋天地ではさまざまなオフラインマーケットイベントが開催されます。
発足式では、緑地グローバル商品貿易港、アリババ(上海)有限公司、「シルクロード電子商取引」国家パビリオンの代表者は戦略的協力協定を締結しました。パートナーの国のオンライン国家パビリオンの建設を共同で推進し、展示販売コラムを設置し、「シルクロード雲品」グローバルショッピング事業を実施します。虹橋品匯は上海商学院、上海アジア太平洋経済・情報人材育成センターと協力協定を締結しました。虹橋品匯は商務省の対外援助研修プログラムの定期訪問拠点として、三者は協力して国際会客庁(国際ビジネスハブ)を設立し、シルクロードビジネス人材を育成します。新疆カシュガル商業局と上海市シルクロード雲品聯盟とは戦略的協力協定を締結しました。双方はカシュガルのアジアとヨーロッパを結ぶという立地的優位性を頼りにして、上海・カシュガル電子商取引協力聯盟の設立やライブコマース基地の共同建設などを通じて、全国にサービスを提供し、「一帯一路」に波及する電子商品取引産業チェーン、サプライチェーン、人材チェーンを共同で構築し、「シルクロード電子商取引」の地域連携をさらに促進します。
2023年10月、国務院の承認を得て上海「シルクロード電子商取引」協力先行区の建設は良好なスタートを切りました。現在、上海は模範的な制度型開放の成果を多数形成し、国際データサービスの開拓、越境相互援助通関プロジェクトの試行、越境電子インボイスの相互運用、電子船荷証券の導入など一連の制度型開放の模索は着実に進んでおり、効果が見られています。
情報源:Shanghai Observer、上海商務