2025年上海映画週間が大阪で開幕
2025年は中国・上海と日本・大阪府が友好都市提携を結んだ45周年を迎える節目の年であると同時に、大阪・関西万博が開催される重要な年でもあります。中国の優れた映画を世界に発信し、中日両国民の友情を深めるため、上海と大阪府の友好都市提携45周年を記念する活動として、「上海映画週間」が大阪で開幕しました。

「上海映画週間」開幕式の様子(写真提供・WeChat公式アカウント「上海市映画配給・上映業界協会」)
今回の「上海映画週間」は、上海市映画局の指導のもと、上海市映画配給・上映業界協会、大阪文化館天保山、上海芸術映画連盟が主催し、中華人民共和国駐大阪総領事館、日中文化経済事業団、西日本華僑華人社団聯合総会の多大な支援を得て実施されました。2025年「上海映画週間」は6月29日から7月6日まで開催され、5本の上映作品はアニメ、ドラマ、コメディ、伝記、伝統演劇、スポーツなど多様なジャンルを網羅し、中国映画の多彩な魅力を存分に発信しています。

映画を鑑賞している観客たち(写真提供・WeChat公式アカウント「上海市映画配給・上映業界協会」)
今回の映画週間のオープニング作品として上映された映画『敦煌の娘』は、多くの大阪の観客を引き寄せました。敦煌文化を背景にしたこの作品は、敦煌の守護者たちが砂漠に根を下ろし、文化を継承する感動的な物語を生き生きと描いています。上映中、観客たちはストーリーの展開に思わず笑みを浮かべたり、主人公の「一つの事を選び、一生を捧げる」というひたむきな精神に感動して涙を流したりしながら、現代の敦煌の人々と敦煌芸術の独特な魅力にすっかり引き込まれていました。
今回の「2025年上海映画週間」の大阪開催は、間違いなく中日文化交流のさらなる発展を促進し、日本の観客に中国現代映画の繁栄と進歩を実感してもらい、中国の歴史・文化・社会をより深く理解する機会を提供しました。映画は異文化をつなぐ架け橋となり、中日両国民の相互理解と友情をより一層深めるに違いありません。
出典:WeChat公式アカウント「上海市映画配給・上映業界協会」