「12367」中国移民管理サービスプラットフォームが開設4周年:上海の出入国検査総局は累計で24万件以上の電話相談を受理

japanese.shanghai.gov.cn| 2025-04-24

4月18日、インバウンド客に12367サービスプラットフォームを紹介する上海の移民管理警察(写真・上海出入国検査総局)

2021年4月、中国国家移民管理局の「12367」サービスプラットフォームがオンライン運営を開始し、移民管理分野に関する業務相談や意見・アドバイスなどのサービスニーズを一元的に受け付ける体制が整いました。このプラットフォームでは、中国語と英語の2言語に対応し、年中無休・24時間体制の有人サービスを提供しています。中国国家移民管理局の統一した取り決めに基づき、上海出入国検査総局の「12367」サービスプラットフォームも同時に正式運営を開始し、出入国する外国人および中国人に対して、移民管理政策や出入国手続きに関する相談対応を24時間体制で行い、サービスの全プロセスのクローズドでの対応を実現しました。プラットフォーム開設からの4年間で、上海出入国検査総局の「12367」サービスプラットフォームは累計で24万5000件を超える電話相談を受理し、すべて規定の時間内に処理をしました。また、通話件数および満足度はいずれも中国全土の入国管理検査機関の中で上位に位置しています。

近年、中国が各種のビザ免除措置を次々と導入・再開し、特に中国国家移民管理局が外国人向けのトランジットビザ免除措置を全面的に緩和・最適化したことにより、外国人の中国へのビジネスや観光に対する意欲が高まりつつあり、「12367」サービスプラットフォームへの外国人からの電話相談件数も大幅に増加しています。こうした状況に対応し、外国人のインバウンド検査をより円滑にするため、2024年11月には、「12367」サービスプラットフォームは、既存の中国語と英語の2言語サービスに加え、ロシア語、日本語、韓国語の多言語サービスを新たに追加しました。統計によると、今年に入ってから現在までに、上海出入国検査総局の「12367」サービスプラットフォームは累計で5000人以上の外国人に対して相談サービスを提供しています。

4月16日、マカオ航空のフランス人クルーであるマイケル・ジョン氏は、「今、中国はフランスに対してビザ免除を実施しているので、周りの友人たちはみんな中国に観光に行きたいと言っています。いつもたくさんの質問を受けるのですが、今はとても便利になりました。友人には『12367に電話をかければいいよ』と教えるだけでいいのです。時差や距離に関係なく、いつでも『指先』で便利なサービスを受けられます」と上海虹橋出入国検査所の移民管理警察に語りました。

上海出入国検査総局の「12367」サービスプラットフォームの担当者である許暁芸氏は、「現在、中国国家移民管理局の『12367』サービスプラットフォームは、ホットラインへの電話を通じて、中国の移民管理分野の業務相談、意見・アドバイス、違法行為の通報を受け付けているほか、『移民管理局12367』アプリや、WeChat、Alipayのミニプログラムにも『12367オンラインサービス』機能が追加されています。これにより、年中無休・24時間体制で、中国語と英語のバイリンガルオペレーターまたはAIによるリアルタイム応答サービスを提供しており、国内外の利用者に対してワンストップサービスを効果的に提供しています」と紹介しました。

出典:中国網新聞