高頻度運行の「空の回廊」が中日の相互接続を深め、万博のチャンスを共に生かす

japanese.shanghai.gov.cn| 2025-04-22

4月18日午後2時30分、吉祥航空の初便となる「上海浦東―神戸」直行便HO1629は満員の乗客を乗せて上海浦東国際空港を飛び立ち、現地時間17時30分に神戸空港に順調に着陸しました。4月19日には、「南京―神戸」線のHO1507便も正式に就航しました。

これら新たに就航した2路線はいずれもエアバスA320シリーズの旅客機が使用されており、1日1往復ずつの運航となっています。これらの路線の開設により、吉祥航空の日本航路ネットワークがさらに充実し、長江デルタエリアと関西圏の経済・文化・観光などの分野における深い協力への促進に重要な意義を持つことになります。

同時に、両路線の時刻設定は、ビジネス出張とレジャー旅行という異なるニーズの両方が十分に考慮されています。神戸空港は大阪万博の会場まで車でわずか40分ほどの距離にあり、乗客は到着後すぐに万博ツアーにスムーズに入ることができます。

関連データによると、2024年の中国へのインバウンド観光客数は前年比で60.8%急増しており、中でも日本人観光客の割合が著しく上昇しています。吉祥航空はこの市場機会を的確に捉え、日本の夏期・秋期の運航スケジュールを14路線までに拡大し、1日最大で40便を運航することで、東京・大阪・神戸など日本の主要都市をカバーする「高頻度の空の回廊」を構築しています。

中国の日本に対するビザ免除措置によりもたらされた恩恵は、中国への渡航のハードルを大幅に下げました。これに合わせて吉祥航空は、桜の季節をテーマにしたツアーパッケージやチケット割引キャンペーンを展開し、ビジネス出張と文化観光消費の両方を活性化させています。これにより、日本人観光客を中国文化の深い体験へと誘う一方で、中国人観光客にとっても訪日旅行への選択肢をより多様で便利なものにし、中日間の「観光客の双方向輸送、リソースの共有」というウィンウィンの関係を実現しています。

出典:上観新聞(Shanghai Observer)