投資総額1億7000万ドル、8件の外資プロジェクトが上海奉賢で契約
4月17日午後、2025奉賢区グローバル投資誘致・企業海外進出大会が金海湖のほとりで開催されました。同会議には、アイルランド投資発展局、スペインマドリード商工会議所、日本貿易振興機構など、100を超える外資系機関や企業が参加しました。
奉賢区党委員会副書記で区長の王益群氏は、ここ数年、奉賢区の経済社会発展態勢は好調であり、昨年は多くの経済指標で目覚ましい成績を収めたと述べました。外資系企業は、産業の転換・アップグレード、業界けん引、科学技術革新、雇用創出などの面において極めて重要な役割を果たしており、奉賢の質の高い発展を支える重要な柱となっています。同氏は、奉賢は開放的で包容的な街であり、イノベーションの息吹あふれる投資のホットスポットであり、貴重な発展機会、便利な立地優位性、そして堅固な産業基盤を備えていると紹介しました。美容大健康、グリーン新エネルギー、汎用新素材、デジタルインテリジェンス新装備といった4つの主導産業は、1千億元規模の産業クラスターへと形成が加速しており、産業の高度化、スマート化、グリーン化が進んでいます。新たな質の生産力が無限の活力を生み出しています。奉賢区は今後、より開放的で包容的な姿勢で、外資系企業の奉賢での発展を揺るぎなく支援し、常に技術革新を成長の原動力とし、政策要素保障を一層最適化し、世界一流のビジネス環境を作り出し、すべての投資家がここで安心して起業・成長できるよう取り組んでいきます。そして、世界中の企業家が奉賢で投資・事業展開し、政策メリットと発展チャンスを共に享受することを心より歓迎すると同氏は付け加えました。
現在、奉賢区は複数の重要な発展チャンスを積極的に捉え、4つの主導産業分野においては、すでに完備された産業チェーンと産業集積を形成しています。民間企業の活力は高く、外資系製造業の基盤も堅実で、ビジネス環境・エコ環境・発展環境は上海市でトップクラスとなっています。奉賢区は「近悦遠来(近くにいる客を喜ばせて遠くにいる客を惹きつける)」で、ビジネス・居住・働きに適した魅力あふれる街へと成長しています。
同会議では、奉賢区企業向けの海外進出支援機関5社が発表され、総投資額1億7000万ドルに及ぶ8件の外資プロジェクトが契約されました。さらに、中国銀行上海奉賢支行、スペインカタルーニャ州貿易発展局、パナソニック電子材料(上海)有限公司は、企業海外進出支援機関代表、グローバル投資協力パートナー代表、外資プロジェクト代表としてスピーチを行いました。
出典:上観新聞、新民晩報