「上海フォーラム」20周年カウントダウン開始
「上海フォーラム」は、中国の大学が主催する中で最も国際的な影響力のあるブランドフォーラムの一つです。2005年以来、「上海フォーラム」は復旦大学を拠点に、上海で発展してきました。当フォーラムは強力なグローバルネットワークを構築し、世界各国の政治・経済・学界の社会的エリートを集結し、アジア、ひいては世界が直面する重要な課題について集中的かつ深い議論を行い、見識や提言を提供することで、目覚ましい成果を挙げてきました。
当フォーラムの登録ゲストは累計で1万2000人を超え、参加する国と地域は100以上に及びます。ゲストによる講演は4500本以上に上り、グローバルな協力機関は400社を超え、出版物は200冊余り、メディアによる独自の報道は3500本を超えています。4月25日から27日にかけて、復旦大学の創立120周年カウントダウン1か月前という節目にあたります。同時に、「上海フォーラム2025」も記念すべき20周年を迎え、20年間の輝かしい歴史を総括します。
25日、年次総会の幕が上がり、開幕式では、ブラジルの前大統領・新開発銀行(BRICS銀行)総裁のジルマ・ルセフ、鳩山由紀夫元首相、キム・ウォンス元国連事務次長、アメリカ元国務次官補代理・カーネギー中国センター主任のリック・ウォーターズ、世界保健機関(WHO)ヨーロッパ地域事務局局長ハンス・クルーゲ、2013年ノーベル化学賞受賞者・復旦大学複雑系多尺度研究所名誉所長マイケル・レヴィットなどが基調講演を行う予定です。
また、25日から27日にかけて開催される15のサブフォーラムも同様に注目されます。これらのフォーラムでは、グローバリゼーションの背景のもとでの国際競争と協力の在り方、テクノロジーによる経済変革、持続可能な発展における課題、社会の高齢化と健康戦略、及び人工知能といった新興技術がもたらすガバナンスの難問など、現代の困難かつホットなテーマに正面から取り組みます。そして、これらの重要な議題における学際的・多分野にわたる総合的な議論が繰り広げられます。
フォーラム期間中には、複数のシンクタンクレポートなどの成果が発表され、50社以上の権威あるメディアがこれらの成果を全方位的かつ綿密に報道を行う予定です。
出典: WeChat公式アカウント「復旦発展研究院」