タクシーや地下鉄で海外カード利用可、輸入博交通サービスがさらに改善 上海
第7回中国国際輸入博覧会がまもなく開催され、さまざまな保障準備作業が大詰めの段階に突入しました。
路面交通については、輸入博専用71番線の乗車コードがアップグレードされ、ビッグデータによって、市民や観光客に便利でリアルタイムのガイドサービスを提供します。
駐車場については、来場者が便利に出入りできるように、P1、P6、P8、P15などの駐車場の「即停即走(降車終了後に速やかに出庫)」の組織管理を強化し、社会車両の「即停即走」降り場の規模を拡大します。また、駐車場予約ルールやサービスを改善します。管理エリア外の駐車場のリアルタイム予約および、大型・小型乗用車の予約駐車スペースの数の動的な調整を実現し、来場者の駐車ニーズを満たします。今年は、管理エリア外の駐車スペースは1時間前からオンラインで予約できるようになります。
チャーター輸送については、ホテルシャトルバスルートの最適化と対象ホテル数の増加が図られます。北翟線、諸翟線、徐涇線、九亭線の4路線を開設し、計40軒のホテルをカバーします。
タクシーに関しては、モバイルPOS端末の増設と「小銭ウォレット」の完全カバーにより、さまざまな決済手段がスムーズに利用できるようにし、輸入博に参加する中国人および外国人のゲストに、より良い旅行体験とより便利な決済体験を提供します。今年4月、タクシー会社大手の「大衆」と中国銀行は共同で「中国銀行スマートペイメント」POSタクシーを開始しました。現在、POS端末は1000台近くのタクシーに設置されており、輸入博開幕までに2000台の車両に設置される予定です。同時に、各タクシーに「小銭ウォレット」を設置し、「小銭ウォレット」のフルカバーを実現します。
軌道交通に関しては、2号線と17号線の国家会展センター駅構内に3つのコインロッカーを設置し、75のロッカーがあります。そのうち、2号線国家会展センター駅のコインロッカーは駅中心部(有料エリア内)で3番出口近くに設置され、大型ロッカーが28個、中型が6個、小型が8個あります。17号線国家会展センター駅のコインロッカーは駅中心部(有料エリア内)で1番と2番出口近くに設置され、大型ロッカーが22個、中型が5個、小型が6個あります。
輸入博期間中、外国籍の乗客が多くなると予想されています。外国人乗客のチケット購入を便利にして、サービスを向上させるため、駅のサービスセンターで海外発行カードに対応する端末を設置し、地下鉄片道チケット、地下鉄1日券、地下鉄3日券を発売します。ビザ(VISA)カード、マスターカード(Master Card)、ディスカバーカード(Discover Card)、アメリカン・エキスプレスカード(AE)、ダイナースクラブカード(Diners Club)、JCBカードで直接購入できます。
情報源:解放日報