集積回路(IC)

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中国の集積回路(IC)の先進地である上海は設計、製造、パッケージング・テスト、設備、材料に携わる企業が集まる完全なIC産業チェーンを構築しています。現在、上海はIC設計、製造、設備・材料の3つの基幹セクターを育成し、IC製品の多様化と差異化を強化することに取り組んでいます。同市のIC産業は、第14次五カ年計画(2021~25年)期間において、年平均成長率が約20%に達する見込みです。

産業の優位性

1. 集積する産業資源

中国のIC産業のリーディング・シティーとして、上海は、上海証券取引所のハイテク企業向けの株式市場「科創板」(科学技術イノベーションボード、スターマーケットと略称)に上場している27社を含む2,200社以上のIC企業を有しており、中国の40%のIC専門家、国内の50%のIC起業家資源を有しています。

2. 完全な産業チェーン

マイクロチップ製造の優位性を活かし、上海は浦東の張江と嘉定区に中国で最も完全なIC産業チェーンを構築しました。設備、材料からチップ設計、製造、パッケージング・テスト、電子設計自動化まで、ほぼすべてのセグメントがカバーされています。

3. 多様なプラットフォーム

上海IC技術産業促進センターを通じて、上海市はマイクロチップの設計とテープアウトの設計と製造を促進するために、IC 設計知的財産権データベースとテスト・生産製造・研究開発プラットフォームを開発しました。さらに、上海市は産学研(企業・大学・研究機関)連携を強化するために、いくつかの主要なIC実験室を設立しました。

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情報源2023上海外商投資ガイド