「智元機器人」、6月13日に上海で初の実店舗をオープン
中国の人型ロボット企業「智元機器人(アジボット)」は、中国の大手ECプラットフォーム「京東商城」との提携による初の実店舗を、6月13日に上海市閔行区漕宝路3509号に正式にオープンします。
エンボディドAIが、研究開発や展示会でのデモンストレーションの段階から実際の生活・産業シーンへの応用が進む中、リアル店舗での販売は、ヒューマノイドロボットの商業化に向けた重要な窓口として注目を集めています。
今回オープンする「智元機器人」初の実店舗は、「没入型体験」「全ラインナップの展示」「実運用環境へ導入・配置」を軸に、リテールビジネスの現場においてロボットによるサービス支援の可能性をさらに拡大します。フロントでの接客・案内からバックヤードの運営・メンテナンスまで、ロボットが独自対応できる一貫した運営モデルを構築し、「ロボットによるロボット販売」という新たな試みに挑戦します。
「智元」×「京東」初の実店舗が、6月13日にて上海にオープン。 (写真提供・文匯報)
店内は、「ヒューマノイドロボット『霊犀』によるナビゲーション・接客」「サイバーエンターテインメントステージ」「クリエイター向け学習・体験スペース」「スマート・サポートセンター」の4つのモジュールが設置され、商業運営のエコシステムを形成しています。
オープンニング期間中、同店では来店者向けの特別な体験イベントも実施されます。スタンプラリー形式の参加型企画を通じて、「智元機器人」の限定フィギュアやオリジナルグッズなどを手に入れることができるほか、エンボディドAI技術の魅力を間近で体感することができます。
これに先立ち、5月31日には中国ロボット企業の宇樹科技(Unitree)による「エンボディドAI体験館」のアジア1号店が静安久光百貨にオープンしました。当日の会場では、H2フルサイズヒューマノイドロボットをはじめ、G1・R1双腕ロボット、Go2ロボット犬などの主力製品が一堂に展示され、多くの来場者の関心を集めました。
体験後には、製品の機能や活用シーンについてスタッフに詳しく質問する来場者も多く、中にはその場で購入を決め、製品を注文した顧客も見られました。
宇樹科技「エンボディドAI体験館」のアジア1号店オープン当日の様子 (写真提供・WeChat公式アカウント「上海静安」)
オンラインの画像や動画で製品の情報を確認するより、こうした体験型施設では、製品を実際に見て体験しながら、スタッフから詳しい説明を受けられる点が大きな魅力となっています。これにより、一般の市民もエンボディドAI技術の進化や、日常生活への応用をより実感できるようになっています。
出典:文匯報、WeChat公式アカウント「上海静安」