上海で広がるテクノロジーの「初出店・初展示」ブーム 最新テック製品が商業エリアへ進出

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上海では、外骨格アシスト製品やAIグラス、ロボットをはじめとする先端テクノロジー製品が、「初出店」や「初展示」という形で、研究室から都市空間へと進出しつつあります。コンセプトから現実へと姿を変えたこれらの製品は、消費者に新鮮な体験をもたらすだけでなく、消費とイノベーションをつなぐ架け橋として、企業がテクノロジー製品の開発から市場展開までを結ぶ「イノベーションの循環」の構築を後押ししています。

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テクノロジー製品の「ショーケース」に変身した五角場広場(写真提供・解放日報)

メーデー連休期間中には、楊浦区で「AIテクノロジー・トレンド体験シーズン」が五角場広場で開催され、上海傲鯊智能科技有限公司は、同社初となるコンシューマー向けの外骨格アシスト製品を会場で披露しました。特殊な股関節構造と歩行学習システムを搭載したこの製品は、数歩歩くだけで利用者の歩き方を認識でき、それに合わせて最適なアシストを提供することが可能です。会場では、多くの来場者が装着体験のために列を作りました。

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外骨格アシストスーツを体験する来場者(写真提供・解放日報)

また、上海のAI体験型ストア「MetAI Hub」でも、AIグラスの展示コーナーには常に体験者が集まっています。重さや表示性能、翻訳、撮影、ナビゲーションといった技術スペックが、ここでは来場者一人ひとりのリアルな体験へと変わります。さらに、AIトレンド製品体験店「Z・Pilot」では、愛らしいデザインのコンパニオンロボットが来場者の注目を集めました。個性豊かなキャラクター設定やリアルタイムでのコミュニケーション機能に、多くの人が親しみを感じています。

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AI体験型ストア「MetAI Hub」の店先で展示されるロボット(写真提供・WeChat公式アカウント「張江AI創新小鎮」)

こうした最新のテクノロジー製品を中心とした「初出店」や「初展示」イベントが生み出す独自の体験は、消費者の「実際に試してみたい」というニーズを喚起すると同時に、商業エリアそのものの価値向上にもつながっています。南京西路エリアでは、Unitree RoboticsのエンボディドAI体験館アジア1号店が久光百貨にオープンする予定で、操作・体験・インタラクションを一体化した没入型施設が整備されます。五角場商業エリアでは、「AIテクノロジー・トレンド体験シーズン」を通じて最新のテクノロジー製品が一堂に集められ、消費クーポンも配布されました。

リアルイベントをきっかけに、コアユーザー層以外にも認知を広げ、より多くの潜在顧客にアプローチできることは、多くのテクノロジー企業が商業エリアで「1号店」や初公開イベントを展開する大きな理由となっています。

FPVドローンのリアルな操縦体験ができるゲームシステム「X飛行クラブ」は、昨年5月のリリース以来、ソフトウェアの売上本数が1万本を突破し、飛行ファンの間で高い評価を得ています。今回の五角場広場でのイベントで、開発チームは全国から集まったファンと初めて対面し、実際の使用体験や感想を共有しました。さらに、今回のイベントに合わせて用意された初心者向けのセット商品は、見事にこれまで接点のなかった層にも製品の魅力を届けられ、多くの市民が足を止めて体験を楽しみました。

五角場広場は交通アクセスが良く、人通りも多いことに加え、ファミリー層の来訪が多い点も特徴です。プロジェクト責任者は、「できるだけユーザーとの距離を縮めたい」と語っており、多くの企業にとって、オフラインイベントは今や消費市場を切り拓く有効な手段となっています。

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上海・あるテクノロジー体験型セレクトショップ(写真提供・解放日報)

現在、上海の「首店経済(初出店経済)」の規模は全国トップクラスを維持しています。このほど発表された「首発上海(ファースト・イン・上海)」4.0版支援政策では、資金支援やプラットフォーム整備などの面でさらなる強化が進められおり、上海が世界的な新製品発表拠点となるよう後押ししています。今後、上海は多方面との連携を通じてテクノロジー企業による「初出店」や「初展示」イベントをさらに推進し、科学技術イノベーションと消費市場をつなぐプラットフォームづくりを進めることで、新興テクノロジー製品の認知拡大と市場規模の拡大を後押ししていく方針です。

出典:解放日報