20周年を迎えるCCG EXPO、アニメファンの「漫遊」を上海で待つ

japanese.shanghai.gov.cn

毎年の夏休みの恒例行事となっているアニメファンのイベント「中国国際アニメ・ゲーム博覧会(CCG EXPO)」が、4日から再び二次元のブームを巻き起こします。今年で20周年を迎えるCCG EXPOは、初開催の地である上海展覧センターに戻り、初めて街中のショッピングモールやバス、映画館とコラボして、展示会に新しい機能を持たせ、多様化するシナリオにおけるアニメやゲームの新たな役割を探求し、中国アニメ業界の新たなトレンドの発展をリードしています。

1.jpg

(写真・CCG EXPO)

今回のCCG EXPOには、テンセントビデオ、キングネット・ネットワーク、ジャイアント・ネットワーク、メディアリンク、百家合、XBOX、ドン漫、快看漫画KKWORLD MINI、中国銀行、三井ショッピングパークなど、新旧のアニメ・ゲームIP約1000社が参加し、初公開・デビューショー・初展示も次々と行われ、見どころ満載です。

アーティストの戴敦邦デジタルアートミュージアムー『大鬧天宮』特別展が登場し、戴敦邦アートミュージアム×CCG 20周年限定公式コラボ・コレクターズ版マスター版画が300枚限定で会場にて販売されます。また、『斬り神』『さよならまたね、僕の王』などのオリジナル作品も観客を出迎えます。

今年はオリンピックイヤーということもあり、会場では「CCG EXPO×メディアリンク・スポーツ・エリア」が設置され、『ハイキュー!!』『黒子のバスケ』『ブルーロック』『風が強く吹いている』『ゆるキャン△』といったスポーツテーマとしたIPによる5つのスポーツチャレンジプログラムが実施されます。

4日間開催される今回の展示会は、メインステージ、サインエリア、ゲスト交流エリアの3つのアクティビティエリアが設けられ、CCGバーチャルアイドルカーニバル、国色天香Plusカードイベントなどのイベントが順次開催され、アニメ・ゲームファンに充実した現場体験を提供します。CCG EXPOの20周年を記念して、組織委員会はCCG EXPO 20周年展を特別に企画し、歴代のポスターやファンから集めた貴重な資料を展示します。

今年、20周年を迎えたCCG EXPOは、初めて展示会場から外に出て、シティカードと路線バスと連動し、「展示会のために都市を巡る」アニメ観光ルートを作り上げました。

観客は展示会の会場で「パスポート」を受け取り、CCG EXPOの会場の内と外のイベントに参加します。4日間の館内展示が終了した後、観客は7月7日から21日まで、南京路歩行者天国、人民広場、外灘などの商業施設内にある15の二次元カードポイントで、自分の「パスポート」にさまざまなIPとのコラボスタンプを押すことができます。また、指定店舗でこのパスポートを提示すると、一定のショッピング割引を受けることもできます。

「アニメの旅」というコンセプトを作り出すため、CCG EXPOは公共交通機関と協力し、「ジー・リン(Rin×上海交通カード」の特製カードとスマホ交通アプリでのバーチャルカードを発売します。アニメや漫画のファンたちはアニメをテーマにしたバスに乗って上海を観光し、市バスを移動文化展覧会に変身させ、アニメ・ゲーム文化を自分の日常生活で味わうという多角的な文化体験を楽しむことができます。

また、映画館では、CCG EXPOが「アニメ映画カーニバル2024日本アニメ映画上映展示」を開始し、観客は『聲の形』『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』『ルックバック』など、日本の名作アニメ映画の数々を大きなスクリーンで追体験することができます。同時に、CCG EXPOは2024年の「中国人気アニメ鑑賞週間」の準備も進めており、中国の優れたアニメ映画を多数日本で上映し、両国間のアニメ文化の交流を促進します。

情報源:新民晩報