「ITB中国2024」が上海で開催 世界観光業界の発展トレンドを示す

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527日から29日まで、観光産業の国際見本市ITB中国2024は上海世界博展覧館で開催されました。80以上の国・地域から600以上の観光団体や企業が出展する今回の「ITB中国」には1000名以上のバイヤーと240の国内外のメディアが参加し、その規模は昨年より60%増加しました。13の観光地が新たに加わり、多くの初出展企業も参加しています。モルディブは「公式目的地パートナー」として、その幅広い製品や活動を紹介しました。

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ITB中国2024」上海で開催され、その規模は2019年とほぼ同様

ITB中国2024」には、アジアおよびオセアニア (22%)、ヨーロッパ (28%)、中国 (16%)、中東 (11%)、南北アメリカ ( 12%)とアフリカ(9%)の観光会社や団体が参加し、それぞれの魅力を披露しました。ツアーオペレーター/旅行代理店 (34%)、宿泊施設 (23%)、国および地方の観光促進機関 (15%)、現地の活動や観光地(10%)、交通機関 (7%) と旅行テクノロジー(7%)など、観光サプライチェーン全体をカバーしました。

現場には、多くの見所があり、その1つは、アルマトイ、バーレーン、ブエノスアイレス、キューバ、東カザフスタン、ジョージア、ハワイ、韓国、モロッコ、ペルー、ルーマニア、サラワク、ウズベキスタンを含む13の初出展の海外目的地です。さらに、アーティゼン・ホスピタリティ・グループ、中国旅遊集団、エジプト航空ファーウェイMize などの企業も初めてITB中国に参加しました。

また、今年の「公式目的地パートナー」であるモルディブは、ブース面積が昨年に比べて2.5倍拡大しました。27日午後に、「持続可能性、革新、多様性」をテーマにした記者会見を行いました。

主催者は中国もリーディング観光ビジネスおよびテクノロジーコンテンツプラットフォームである環球旅TravelDaily)と提携してITB中国フォーラムを共同開催し、中国および世界の観光市場に貴重な見解と洞察を提供しました。公式目的地パートナーであるモルディブ、シートリップ、中国旅遊集団旅行サービス有限公司、ファーウェイ、中国旅行社協会(CATS)、インセンティブトラベルエクセレンス協会(SITE)、ヨーロッパ旅行委員会、ドイツ旅行協会(DRV)、アドベンチャートラベル貿易協会(ATTA)などの機関の代表を含む約100名の講演者が50 の示唆に富むトピックについて発表し、参加者は、専門家やキーオピニオンリーダーによる素晴らしいスピーチから業界のトレンドについての洞察を得ました。

ITB中国2024」は、MICE (会議、インセンティブトラベル、大会、展示会) とビジネスツーリズムにも焦点を当てました。ビジネスマッチングを推進するため、528日に、ビジネス会議・インセンティブトラベル企業調達特別イベントを開催しました。さらに、ITB中国は初めて「中国インバウンド観光」を立ち上げ、中国各地のインバウンド観光資源や商品とマッチングするよう、主要な市場の国際バイヤーを中国に招待しました。

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ITB中国がイベント期間中にカスタマイズしたビジネスイベントは、接点を作り、ビジネスチャンスを発見するための高品質のプラットフォームを提供しました。参加者は、主催者が企画した他の業界交流活動に参加することもできます。

情報源:ウィチャットアカウント「環球旅