2025ペットフェアアジアがまもなく開幕

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8月20日から24日にかけて、2025年第27回ペットフェアアジア(以下、「ペットフェアアジア」という)が上海新国際博覧センターで開催されます。今回のペットフェアアジアの展示面積は31万平方メートルに達し、2600社以上の国内外の出展企業とグローバルな産業資源が集結し、ペットフード、ペット医療、ペット用品などペット産業の川上から川下までの全産業チェーンをカバーします。業界内外から12万人の専門的従事者と39万人のペット飼育者を含む51万人以上が来場する見込みで、展示会の規模は過去最高を更新します。

今回のペットフェアアジアは「ペットフェアアジア・おすすめペット用品」という目玉イベントを大々的に展開します。すべての出展企業の中から、過去3カ月間にグローバル範囲で新発売したヒット商品や実用的なペット用品を厳選し、2000点以上の最先端新製品と人気商品を共同で初公開します。また、「アジアペットファッションウィーク」イベントを企画し、人とペットの全カテゴリーのファッション分野に焦点を当て、オートクチュールショー、アフォーダブルラグジュアリーショー、スポーツファッションショーなど17の全カテゴリーのペットファッションショーを展開します。

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過去のペットフェアアジアの展示会場(写真提供・上観新聞)

「START UPインディーズデザイナー&スタートアップブランドコーナー」には、小紅書から50以上の新興ブランドが集結し、デザイン性とこだわりのあるクリエイティブなペット用品を展示します。「GENIUS HUB未来ペットライフ」エリアでは、未来感溢れるハイテク製品の集積地を創出し、初のペットとのビデオ通話が可能なペット用スマートフォン、ペット見守り用のスマート・ドライビング・システム、ペットフード調理器、付き合い犬型ロボットなどの最先端技術を使った製品が展示されます。

近年、小動物・エキゾチックペット市場は驚異的な発展潜在力を示し、ペット業界の「ダークホース」となっています。今回の展示会の「密林の秘境~小動物・エキゾチックペット~」エリアでは、来場者はヘビ、トカゲ、フクロモモンガなどを観賞でき、没入型の探検を体験できます。

このほか、グルーミングコンテスト、ドッグショー、キャットショーなどの定番競技も展示会に見どころを加え、両生爬虫類ショー、ラビットショーが初めて実施され、ペットの元気と魅力を引き出します。これにより、展示会に専門的で革新的、かつ趣向を凝らした新たな視点を提供します。

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グルーミングコンテストの様子(写真提供・上観新聞)

関連データによると、2024年の中国のペット市場規模は3000億元の大台を突破し、成長率は5.5%に達しました。これは世界平均の4.7%を上回っています。そして、ペットフェアアジアでは、若年消費者の割合が7割を超え、産業発展を牽引し、消費を連動させる中核エンジンを形成しています。

出典:上観新聞