上海観光産業博覧会 今週末に開幕

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2025年上海観光産業博覧会が今週日曜日、上海浦東と浦西の4つの主要展示ホールで開開幕します。3月30日から4月3日まで開催される同博覧会で、5つのクラスター展示会が行われ、総展示面積が70万平方メートルに達し、数万点の新製品が発表されます。

(写真・上観新聞、文匯報)

今回の博覧会は、前例のない規模となり、6000社を超える出展者が一堂に会し、世界140以上の国・地域から約45万人が来場すると見込まれます。現場では、ホテル、飲食、小売などの伝統的な産業が業界の垣根を打ち破り、観光産業と連携し、全域観光の新しいパターンを構築します。また、原材料、製造、技術、サービスなどに及ぶ15の主要産業カテゴリーと垂直産業チェーンを網羅するスーパー産業イベントもあり、「観光+あらゆる業界」の深い融合を生き生きと示します。

博覧会期間中、浦東世博展覧館では、久事智慧体育による「MetasvS上海バーチャルスポーツオープン大会」や、新たな観光ルートを生み出す「ルアーフィッシングと共に旅をしよう」テーマイベントが開催される予定です。また、国家会展センター(上海)では、「HOTELEX上海国際コーヒー・美酒・美食フェスティバル」などのライフスタイルフェスが開催され、消費を促進するとともに、特色ある文化やライフスタイルを発信します。

特筆すべきは、「展示会+観光」の波及効果を高めるため、同博覧会は上海都市観光カードと提携し、「上海観光産業博覧会Shanghai Pass記念カード」を発売することです。日帰りツアーの文化・観光特典やライフスタイルフェスの特典も付与されており、出展者や来場者に充実した展示会と観光の消費体験を提供します。

今年の展示会では、海外からの来場者数が過去最高を記録する見込みです。3月21日時点で、海外からの事前登録来場者数は1万8000人を超え、前年同期比14.2%増となっています。

出典:上観新聞(Shanghai Observer)、文匯報