徐匯区が「オーダーメイドを軸としたライフスタイル空間」の構築を加速
先日、「2026上海オーダーメイドファッションイベント」が徐匯区で盛況のうちに幕を閉じました。今回のイベントは「海派(上海スタイル)のトレンド、匠のオーダーメイド」をテーマに掲げ、11日間にわたり、徐匯区の「尚街Loft」を、来場者が実際に触れ、感じ、参加できるファッション空間へと生まれ変わらせ、「上海オーダーメイド」というブランドイメージを、より身近で具体的な存在として発信しました。
「上海オーダーメイド・Shanghai Style」ブランドを牽引する中核的な実体プラットフォームである尚街Loftオーダーメイド集積区は、今回のイベントを契機に、「年次イベントの会場」から「定番ランドマーク」へのアップグレードを目指しています。
尚街Loft敷地内ストリート(写真提供・WeChat公式アカウント「上海徐匯」)
ブランド運営においては、「新中式(伝統とモダンが溶け合う今の中国スタイル)」ブランドの常設旗艦店を誘致し、採寸・フィッティングから生地の選定、オリジナル柄のカスタマイズまで対応するワンストップのオーダーメイドサービスを継続的に提供していきます。また、体験イベントとしては「チャイナドレスデー」や「無形文化遺産デー」といったテーマイベントを展開し、期間限定の割引キャンペーンや職人ワークショップなどを組み合わせることで、オーダーメイド体験の魅力を継続的に高めていきます。
同時に、尚街Loftはブランドのインキュベーションを強力に推進し、海派オーダーメイドや新中式デザイナーズブランドのさらなる誘致を図っています。これにより、デザイン・生産・体験・消費が一体となった完全な産業エコシステムを構築し、オーダーメイドを軸としたライフスタイル空間の形成を目指します。
今回の産業アップグレードのプロセスにおいては、多くの優良オーダーメイドブランドが集結し、海派オーダーメイドならではの多彩な魅力を一層引き出しています。
上海の高級チャイナドレスオーダーメイドを代表する企業である「鏡泊秦漢文化伝播(上海)有限公司」は、「鏡泊旗袍」や「秦漢紳服」など複数の高級オーダーメイドブランドを展開しており、個人向けカスタマイズから、団体向け衣装製作、映像作品向け衣装提供など幅広い業務を手掛けています。蘇州刺繍や緙絲(伝統的な綴れ織り)、チャイナボタン(盤扣)といった無形文化遺産技法と現代的なファッション要素の融合をコンセプトとし、文化的な趣と現代的な美意識を兼ね備えたオーダーメイドウェアを創り出しています。
「鏡泊秦漢定制」・呉中路686弄2号E棟209室(写真提供・WeChat公式アカウント「上海徐匯」)
「SMELIX仕覓」は高級メンズオーダーに特化したブランドで、精密な採寸データと確かな技術力を強みとし、店内には多種多様な実物サンプルを取り揃えています。一人ひとりに合わせた専用パターンによる仕立てを採用し、クラシックなシルエットと現代的なデザインを融合し、デザイン選びから仕様決定までの全工程を可視化することで、高級オーダーメイドのプロセスをより直感的、かつ効率的で安心感のあるサービスへと進化させています。
「SMELIX仕覓」・徐匯区嘉善路301号(写真提供・WeChat公式アカウント「上海徐匯」)
国家級無形文化遺産である「海派玉彫」も、オーダーメイド集積エリアを活用して若い世代やファッション層への広がりを図っています。上海芸山工芸品有限公司(国雲玉舎スタジオ)は、ジュエリーオーダーメイドサービスを展開しており、制作工程を公開する「フルオープン型」のオーダーメイド工房を設置するとともに、無形文化遺産の代表的継承者による「マンツーマン」のサービスも提供しています。これにより、海派玉彫のカスタマイズ化、ファッション化、そしてより身近な存在への転換を推進しています。
「国雲玉舎スタジオ」・徐匯区漕溪北路595号上影広場A棟6010室(写真提供・WeChat公式アカウント「上海徐匯」)
現在、徐匯区は「上海オーダーメイド」の発展をさらに後押しするため、オーダーメイド産業パークの建設を全力で推進しています。産業チェーン・サプライチェーンのプラットフォームを構築するとともに、あらゆる層に対応した価格体系の整備を推進していきます。優良ブランドの発掘とリスト化を進めてプロモーションを強化し、政策的なインセンティブを活用してこれら有力ブランドの誘致を図り、今後3年間で50ブランドを育成・誘致する計画です。また、消費クーポンの配布やイベントへの資金援助、関連サービスの充実、高級文化観光資源との連携などを通じて、オーダーメイドの消費環境を継続的に向上させていく方針です。
出典:WeChat公式アカウント「上海徐匯」