黄浦区、都市更新で老舗グルメ街が再生 春節に合わせてリニューアルオープン

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2月10日、春節を迎えるにあたり、黄浦区に位置する雲南南路老舗グルメストリートは「春啓新巷」と命名され、山西南路、福建中路、江西中路にて新たな姿でリニューアルオープンしました。十数軒の老舗が集団出店し、来場者に懐かしい味と春節の温かい雰囲気を届けます。

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雲南南路老舗グルメストリート「春啓新巷」(写真提供・上観新聞)

今回の移転は、黄浦区が都市更新を進める中で、積極的に計画し、戦略的に配置してきた取組みの成果であり、企業が発展・文化的伝承・民生の調和を図るガバナンスの知恵が示されています。3つの支路において機能の再構築と環境向上を推進することで、南京路メインストリートからの客足を受け止めつつ、独自の歩行者体験と街区の親和性を備えた美食集積区を構築しました。

老舗ブランドが南京路周辺の支路道路に揃って出店したことで、双方にとってメリットのある融合を実現しました。一方では、これにより、再現できない文化的な「魂」と地域の生活感が街区に吹き込まれ、商業エリアの業態構成を豊かにし、単なるショッピング目的地から多様な要素を含む総合的な体験の場へと変貌を遂げました。もう一方では、老舗ブランドにとって、若者層と世界中の観光客が主流を占めるこのトップクラスの商業エリアに参入することで、現代の消費市場、特に若年層の消費力と直接吹きあえる好機を得ています。

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雲南南路老舗グルメストリート「春啓新巷」(写真提供・上観新聞)

「味は変わらず、環境はより良くなった。ここに来ると親戚の家を訪ねるような気分だ」という上海市民の声は、リニューアルオープンに込められた深い感情の背景を物語っています。老舗の価値は、物だけにあるのではなく、「街の隣人」として担う集合的記憶と人情の絆にあります。「春啓新巷」という名称は、まさに春節、新しい通り、新たな隣人というテーマに応えています。

関連情報によると、2月10日から15日にかけて、老舗グルメストリートでは一連のテーマ別キャンペーンや体験型イベントを開催し、リニューアルオープン時の盛り上がりを持続的な消費力へとつなげる計画です。

出典:上観新聞、文匯報