上海ファッションウィーク 2026年春夏コレクションが開幕
10月9日、上海ファッションウィーク 2026年春夏コレクションが「境界を拓く・再定義」をテーマに正式に開幕しました。今シーズンのファッションウィークは業界の祭典だけでなく、上海がブランディングを推進する重要なプラットフォームでもあります。
「境界を拓く・再定義」をテーマにした上海ファッションウィーク 2026年春夏コレクション(写真提供・主催者)
黄浦区に位置する新天地は上海ファッションウィークのメイン会場として、単なるトレンドの発信地にとどまらず、ブランドの首発経済(初発表経済)とサステナブル・イノベーションを体現するモデル空間でもあります。今シーズン、新天地会場は「ルービックキューブ」のコンセプトにリニューアルし、2024年に自ら創出した「サステナブル会場」という理念をさらに深化させます。具体的には、一方で会場のリサイクル理念を継承し、設営資材の回収率を90%以上に維持します。他方で、モジュール構造とダイナミックビジュアルシステムを活用し、昼夜の切り替え可能な多次元空間を創出し、視覚効果を高めると同時に、使い捨て資材の使用量を削減し、環境への責任を果たします。
新天地会場(写真提供・WeChat公式アカウント「上海黄浦」)
開幕日のメインショー(写真提供・WeChat公式アカウント「上海黄浦」)
開幕日には5つのメインショーが次々と開催され、中国デザインブランドを網羅するとともに、国際的な注目を集め、現代ファッションクリエーションの活力を示します。メインショー以外、10月18日から19日にかけて、新天地会場における秋冬ファッションシーズンが同時にスタートし、黄浦区のブランドが約10回の「即看即買ショー(ショーを見ながら会場内でオーダーする)」を開催し、首発経済を活性化させます。
静安区は「世界新製品初公開地モデル区」の建設を機に、主要商圏と有名なファッション発信地を連携させ、一連の新製品発表、商業・貿易展示会、業界フォーラムなどを通じて、地元の新進気鋭ブランドの初発表によるプラットフォーム経済効果を向上させます。さらに、10月10日、静安「ファッション消費シーズン」イベントが正式に開幕し、上海ファッションウィーク 2026年春夏コレクションと連携し、同イベントは地元の新進気鋭ブランドの革新と成長に焦点を当て、テクノロジー、芸術、文化、サステナビリティ理念を融合させ、実感・体験・共有できるファッションの祭典を創出します。
出典:WeChat公式アカウント「上海黄浦」、WeChat公式アカウント「上海静安」