数万人のプレイヤーを魅了、『アラド戦記』IPカーニバルが上海で開催

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会場で再現された『アラド戦記』の「天城」(写真提供・主催者)

12月6日から7日にかけて、「DNFユニバース(DNFU)カーニバル」が上海で開催されました。上海の西岸ドームアートセンターに入ると、『アラド戦記』(略称:DNF)の「天城」を再現した白い巨塔がそびえ立っていました。また、多くの『アラド戦記』のNPCに扮したコスプレイヤーが来場者と交流しました。メイン会場のほか、ドームアートセンターの屋外には「西海岸市集(マーケット)」、西岸夢センターには「雪人市集」が設けられ、グッズ販売やAR着せ替え体験、チャリティー絵画展など多彩な催しが行われました。会場の総面積は約5000平方メートルに及びました。主催者によると、2日間のイベントには数万人のプレイヤーが参加しました。

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会場のNPC(写真提供・主催者)

『アラド戦記』は韓国のNeople社が開発した2D横スクロール格闘アクションオンラインゲームで、2008年にテンセントが中国大陸地域における独占運営権を取得し、オープンベータテスト(OBT)を実施しました。レトロなアーケードスタイルと没入感のあるゲームプレイにより、長期間にわたり国民的オンラインゲームとして高い人気を維持しています。今回のDNFUカーニバルは、DNFのIPにおいて年間で最も重要なオフラインイベントです。イベントには、PCゲーム『アラド戦記:創新世紀』、モバイルゲーム『アラド戦記:起源』、シングルプレイヤーアクションゲーム『アラド戦記:カザン(The First Berserker: Khazan)』などのIPシリーズ製品が集結し、全国各地からのコンテンツクリエイターやeスポーツ選手、有名人ゲストが集まりました。

カーニバルの屋外会場「西海岸市集」では、DNFが34名の実際のゲームプレイヤーを招き、「自産自銷(二次創作のオリジナルグッズ販売)」の関連グッズを販売しました。体験型の共創市集を構築し、確実にプレイヤーにサービスを提供しました。また、ゲームIPを架け橋として「グッズ経済」の推進に取り組み、オンラインの人気をオフライン消費に転換し、新たな文化観光デジタル経済エコシステムの構築を模索しています。

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西海岸市集(写真提供・主催者)

西岸ドームアートセンターからほど近い「雪人市集」では、より多くのゲームユーザーと市民に向けて、ゲーム要素あふれる没入型体験と交流の場を提供しました。特筆すべきは、屋外会場ではAR技術を用いたクリエイティブなインタラクティブ装置「奇跡の鏡」を設置したことです。この装置の前に立つことで「1秒で着替え」ができ、ゲーム内のメイジやガンナー、格闘家などの衣装を試すことができます。

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奇跡の鏡(写真提供・主催者)

さらに、「雪人市集」では「勇士チャリティー絵画展」が開催され、プレイヤーに教育支援チャリティーへの参加を呼びかけました。展示された作品はすべて、DNFが以前行った公益活動で寄付した学校からのものです。

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「勇士チャリティー絵画展」(写真提供・主催者)

テンセント中国配信サポート業務&Nexon協力業務マーケティング責任者の李潔露氏は、「今回のカーニバルを上海西岸で開催するにあたり、最も重視したのは、デジタル文化コンテンツを実際に都市と融合させることです。このデジタルIPを活用し、文化コンテンツ、都市空間、オフライン消費をより自然に結びつけ、より多くの若者をオフラインに誘致し、文化消費の活性化を図ることです。これは上海が推進している文化・観光・商業・スポーツ・展示会の一体化された発展方向と一致しています。統計によると、カーニバルは1日あたり1万人以上を西岸に誘致し、周辺のホテル、飲食店、商業施設に確実な集客効果をもたらしています。今後も上海でより多くのデジタル文化体験イベントを開催し、ゲーム文化が都市の文化観光マップにおいてより活力ある存在となることを目指しています」と語りました。

出典:上観新聞