第10回世界華人数学者大会が上海で開催

japanese.shanghai.gov.cn| 2026-01-07

1月3日、第10回世界華人数学者大会(略称:ICCM)が上海国際会議センターで開幕しました。フィールズ賞を受賞した初の華人数学者である丘成桐氏が開幕式に出席し、「今後5年から10年の間に、中国が数学の強国へと成長し、国際トップレベルに達すると確信している」と述べました。

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1月3日、第10回世界華人数学者大会(ICCM)が上海で開幕。(写真・澎湃新聞)

本大会には、世界各国・地域から数千人の数学者や研究者、高等教育機関の教員や学生が一堂に会し、多様で開放的な国際学術交流のプラットフォームが構築されました。5日間にわたる本イベントでは、「数学における新たなフロンティア:科学と人類の変革を推進する力」をテーマに、純粋数学や応用数学に加え、人工知能やバイオメディカルなどの学際分野を含む300以上を超えるハイレベルな学術報告や討論会が行われ、数学研究の最新動向や新たなトレンドが示されました。

開幕式では、「華人フィールズ賞」とも呼ばれるICCM数学金賞、ICCM数学銀賞、陳省身賞、国際協力賞など複数の権威ある賞が授与され、基礎数学や応用数学、学際的な分野において優れた業績を挙げた数学者が表彰されました。また、数学分野の優秀な人材を激励するため、今年度は新たに華羅庚賞、林家翹賞、楊楽賞などの賞が設立されました。さらに、最優秀論文賞も授与され、数学研究分野における顕著な革新性、理論的な深さ、重要な影響力を持つ学術論文が評価されました。その後、世界的に著名な数学者による貴重な講演も行われました。

上海市党委員会の陳吉寧書記が開幕式にて、上海は一貫して数学学科の整備・発展を重視し、先端的な数学研究を支援してきたと述べました。また、世界華人数学者大会のような高水準で開放的なイノベーションのプラットフォームを活用して、国際数学界や科学技術分野でのさらなる協力を推進することを期待しており、世界中の数学者が上海に集い、上海に根を下ろし、共に科学の最先端を切り拓くことを歓迎すると語りました。

世界華人数学者大会は1998年に丘成桐氏によって創設され、華人数学者が挙げた最高の成果を示す重要な舞台となっています。世界中の華人数学者の結束を図り、最先端研究の交流促進と中国数学および国際数学の共同発展を目指すことを目的としています。

本大会は、上海数学・交叉学科研究院(SIMIS)が主催しており、同研究院は設立からわずか2年で、世界約20カ国から100人以上の研究者を擁しています。そのうち約半数が海外から招聘された科学者であり、世界の数学研究者にとって「憧れの場」となっています。

出典:上海市人民政府公式サイト、中国日報英語版サイト、澎湃新聞、人民政協サイト