「グローバルサウス」シンクタンク協力連盟の事務局が上海・復旦大学に設置
12月4日午前、上海国際会議センターで、第3回「グローバルサウス」シンクタンク対話会が開幕しました。対話会期間中、「グローバルサウス」シンクタンク協力連盟(The Global South Think Tanks Alliance、以下「連盟」)事務局設置の除幕式が行われ、復旦大学に事務局が置かれることが正式に発表されました。具体的な事務は復旦大学の国際関係公共事務学院(以下「国務学院」)が行うことになります。
12月4日午前、第3回「グローバルサウス」シンクタンク対話会が開幕しました。(写真・復旦大学)
連盟の下部執行機関として、事務局は連盟の枠組に属する中国と海外のメンバー機関の交流と協力をサポートします。メンバー間の知識交流・人的交流・共同研究などを支援するためのリソースを提供し、「グローバルサウス」シンクタンクの協力ネットワークの継続的な拡大に尽力します。
また、事務局は、復旦大学人工知能(AI)開発委員会の最先端の取り組みに基づいて、「AI+」とグローバルサウス諸国の発展需要との深い融合を推進し、科学技術イノベーションによって新たな協力モデルを模索していきます。
復旦大学党委員会副書記・学長の金力氏は除幕式で、「復旦大学は、連盟のメンバーと緊密に協力し、グローバルサウス諸国の近代化の促進や、より公平で合理的な国際秩序の構築に向けて、知恵と力を出していきます」と述べました。
除幕式では、復旦大学の国務学院が、ロシア、インドネシア、南アフリカ、パキスタン、エジプト、韓国、ベトナム、アラブ首長国連邦の8カ国の学者と協力して作成した研究レポート「グローバル文明共同体の構築:文明間の相互学習を通じ、多様な文明が調和・共生する世界を築く」が発表されました。このレポートは、文明間の対話を促し、文明間の良好な発展を促進し、人類文明の調和・共生に貢献することを目指しています。
出典:復旦大学