龔正市長、上海市市長国際企業家諮問会議に出席の企業代表と会見
10月10日、上海市の龔正市長は、第37回上海市市長国際企業家諮問会議(以下、上海諮問会議)に出席するために来訪したブラジル・ヴァーレ取締役会長のダニエル・スティーラー氏、株式会社みずほフィナンシャルグループ取締役会長の今井誠司氏、株式会社三井住友フィナンシャルグループ代表取締役社長兼CEOの中島達氏らと個別に会見を行いました。

龔正市長(右)とブラジル・ヴァーレ取締役会長のダニエル・スティーラー氏(左)(撮影・張春海)
龔正市長は、ヴァーレ社およびみずほフィナンシャルグループの上海諮問会議への新規参加を歓迎するとともに、三井住友フィナンシャルグループが長年にわたり上海諮問会議を支えてきたことへの感謝を述べました。
龔正市長は、「現在、上海は『5つのセンター』づくりを主要目標として掲げ、世界的な影響力を有する社会主義現代化国際大都市の建設を加速しており、これらの発展目標の達成には、グローバル企業の積極的な参入と貢献が不可欠です」と述べ、また、「上海は今後も一貫して、市場化・法治化・国際化の原則に基づく一流のビジネス環境を整備し、より友好的な発展環境、より強力な支援政策、よりピンポイントな行政サービスを通じて、グローバル企業を含むあらゆる企業が上海で成長し、発展できるよう後押しします」と述べました。
龔正市長はさらに、「年に一度の上海諮問会議は協力を語り合う商談のプラットフォームであると同時に、友情を深める機会でもあります。今年の会議において国際企業家の皆様が進んだ理念を共有し、グローバルな経験を分かち合い、上海の建設・発展および長期的な計画に向けて積極的に提言いただき、上海の発展に貴重な知恵と力を寄せてくださることを大いに期待しております」と話しました。

龔正市長(右)とみずほフィナンシャルグループ取締役会長の今井誠司氏(左)(撮影・張春海)

龔正市長(右)と三井住友フィナンシャルグループ代表取締役社長兼CEOの中島達氏(左)(撮影・張春海)
ダニエル・スティーラー氏、今井誠司氏、中島達氏はいずれも「実りの秋に上海を訪れることができ、大変嬉しく思います。上海諮問会議は、友情を深め、協力を促進し、価値を創造し、ウィンウィンを実現する重要なプラットフォームです。現在、国際情勢は複雑で変化が激しく、グローバル企業は正しい方向を見出し、より賢明な戦略を立てる必要があります。私たちは皆、中国という大市場の潜在力を高く評価しており、上海の明るい発展の将来性を確信しております。今後、相互協力をさらに深め、より多くの協力プロジェクトや実証の場を生み出し、産業の発展とグリーン・低炭素への転換を共に推進したいと考えています。また、より多くの海外企業の誘致に力を尽くすとともに、中国企業の海外進出を支援し、国際的な協力と交流をさらに促進していきたいと思います」と語りました。
出典:WeChat公式アカウント「上海発布」