第8回輸入博開催まで40日を切り、専用の出入国審査通路が開設

japanese.shanghai.gov.cn| 2025-09-28

9月25日、第8回中国国際輸入博覧会は開幕まで40日となりました。円滑な通関を確保するため、上海出入国管理局は浦東・虹橋の両国際空港の出入国検査エリアに、輸入博専用の出入国審査通路を設置しました。ここでは、業務能力が高く、外国語に堪能な移民管理警察官が通関案内や出入国審査を担当し、輸入博主催者からの招待状を持つ来賓や、現場で案内を受ける参加企業のゲストに迅速な通関の便宜を提供します。

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輸入博専用の入国審査通路(写真・上海出入国管理局)

上海出入国管理総局虹橋出入国管理所の勤務一隊の靳倩指導員は「今年は虹橋・浦東の両国際空港で合計16本の輸入博専用通路を設置しました。うち、虹橋空港には4本を設置しています。ここでは条件を満たす輸入博出展者・来場者は到着後すぐに通関手続きを受けられるほか、臨時入国許可が必要な場合は『審査・発給・入国』を一括で行うワンストップサービスも提供します。また、輸入博に出席する重要な外国要人、主要団体、高度人材については、事前予約による通関、専用エリアでの検査、団体単位での通過といった優遇措置を実施し、来場者が『快適に来て、快適に帰れる』よう保証しています」と説明しました。

第8回輸入博の準備が始まって以来、上海出入国管理局は「12367サービスプラットフォームに輸入博専用ホットラインを設置」「輸入博出品物のグリーン通路を構築」「移民管理サービスを会場内に導入」など、8つの便宜措置を打ち出しています。このうち、12367サービスプラットフォームの輸入博ホットラインはすでに開通しており、輸入博に関連する移民管理政策について24時間体制で問い合わせに対応しています。

輸入博の開催を控え、展示品を積んだ飛行機や船も続々と上海の空港・港に到着します。上海出入国管理局は近日中に展示品専用のグリーン通路を開通し、展示品を積載した国際運航の船舶に対して「到着前検査」「一括処理」を実施し、待機時間を短縮して「入港即作業」「出港待ち時間ゼロ」を実現します。展示品を積んだ貨物機に対しては、「緊急貨物便の優先手続き」「直行・乗継便の乗務員の手続き免除」などの措置を講じ、乗務員の集中検査を提供して、貨物便の通関効率を高め、展示品輸送をスムーズにします。

出典:澎湃新聞

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