上海、2025浦江イノベーションフォーラム年次総会がまもなく開催

japanese.shanghai.gov.cn| 2025-09-19

2025浦江イノベーションフォーラム(第18回)年次総会は9月20日から22日まで上海で開催されます。今回のフォーラムは「イノベーションの共有、未来の共創:開放的・協力的なグローバル科学技術共同体の構築」をテーマとし、メインゲスト国はベラルーシ共和国、メインゲスト省は遼寧省となります。フォーラムでは、世界の科学技術の最前線に関連する一連の議題が設定され、深い対話と協力の展望が展開される予定です。

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2024浦江イノベーションフォーラムの様子(写真提供・取材先)

浦江イノベーションフォーラムは単なるフォーラムではなく、科学技術外交のプラットフォームでもあります。2012年から、浦江イノベーションフォーラムは「メインゲスト国」メカニズムを創設しました。フォーラム期間中、メインゲスト国の政府、業界、学術界、研究機関の代表者は上海に集結し、フォーラム交流、成果展示、視察訪問など一連のハイレベルな科学技術外交活動を実施します。

また、浦江イノベーションフォーラムは、これまでにイギリスやトロントにおいてサブフォーラムを開催し、上海イノベーションセンター(ロンドン)、上海技術取引所ロンドン支所なども設立しました。ドイツ、フィンランド、ロシア、イスラエル、イギリス、デンマーク、ポルトガル、シンガポール、セルビア、アラブ首長国連邦、オランダ、ブラジル、ハンガリーなど、フォーラムのメインゲスト国リストはヨーロッパからアジア、南アメリカへと拡大を続けており、世界的な影響力と牽引力が日増しに強まっています。

2025浦江イノベーションフォーラムでは、政府主管当局、科学界、企業界、投資・インキュベーション機関、金融機関の代表者を招き、科学技術強国戦略に関する提言を行います。その中で、「科学技術政策フォーラム」では、科学技術イノベーションと産業イノベーションの融合をテーマに、科学技術体制改革における重要な取り組みについて議論が行われます。また、「地域イノベーション発展フォーラム」や「国家自主イノベーションモデル区フォーラム」では、ハイレベルな地域連携イノベーションを中心に深い議論を展開します。

2024年のWeStartベンチャーキャピタル大会の国際ピッチセッションでは、フランス、ドイツ、ハンガリーなど複数の国・地域の優れたプロジェクトが競い合い、国内外のベンチャーキャピタル資源の相互接続を支援し、グローバル協力の新たな道を模索しました。2025浦江イノベーションフォーラムの「スマートブレイン」はさらに拡充され、45カ国・地域から300を超える機関、計550名のゲストがメインフォーラムと各特定テーマフォーラムに参加するといいます。

出典:WeChat公式アカウント「上海科技」