上海浦東国際空港、出入国者数が2000万人を突破

japanese.shanghai.gov.cn| 2025-07-31

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上海浦東国際空港出入国審査場(写真提供・上観新聞)

7月25日の時点で、上海浦東国際空港の2025年度の出入国者数は2000万人を突破し、前年同期比で21%増加し、全国の空港の中で首位を維持しています。

近年、中国は「開かれた姿勢」でビザ免除対象国を継続的に拡大しています。現在、中国はすでに47カ国を対象に一方的なビザ免除措置を実施しており、240時間以内のトランジットビザ免除政策の対象国は55カ国に拡大しました。浦東国際空港は「空中の玄関口」として、改革の最前線で開放の鼓動を感じ取っています。2000万人の出入国者の中で、外国人出入国者は560万人を超え、前年同期比で44%増加しました。ビザ免除で中国に入国した外国人は146万人で、入国した外国人の半数以上を占めました。移民機関に240時間以内のトランジットビザ免除を申請して入国した外国人は、前年同期の144時間以内のトランジットビザ免除政策の施行時期と比べて83%増加しました。

訪中外国人の入国審査手続き体験を向上させるため、上海の空港における辺境検査所は「訪中外国人の事前振り分け+経由申請の事前審査+入国経由の同一カウンターでの処理」という検査モデルを構築し、空港の審査効率を絶えず向上させ、旅客の待ち時間を短縮しています。また、「機内記入、オンライン申請」という外国人入国カードの記入モードを導入し、現地での記入作業の時間を短縮しています。さらに、「100人外国語ボランティアチーム」の警察官を24時間体制で配置し、出入国者に多言語対応の緊急通訳・政策相談・心温まる支援を提供し、温かくて効率的な審査環境を全力で整備し、上海が「中国インバウンド観光のファーストストップ」の構築を支援しています。

今年に入って以来、出入国者数が前年同期比2割の成長を遂げる中、上海の空港における辺境検査所は「テクノロジー+警備人員」の並行を堅持し、「iAPI」システム(相互事前旅客情報システム)を通じて、フライト情報を事前に把握し、独自開発した「的確勤務支援システム」を利用し、審査待ち中の旅客の流れをリアルタイムで分析し、今後の混雑を予測し、ピーク時には事前に審査レーンの充実を確保しました。また、条件を満たす旅客にファストレーンを利用して出入国するよう誘導し、旅客は身分証明書をスキャンし、顔認証と指紋認証を行うだけで、すぐに出入国審査手続きを完了することができます。

ビザ免除政策のメリットの持続から、出入国審査手続きの効率の絶え間ない向上まで、上海の空港における辺境検査所は開かれた姿勢、効率的なサービスで、市場化・法治化・国際化された一流の口岸(通関地)ビジネス環境づくりを支援しています。今後、さらなる利便化措置の実施や国際線の拡大に伴い、浦東国際空港という「空中の玄関口」はグローバルな人の移動において、さらに大きな役割を果たすでしょう。

出典:上観新聞