人気2.6倍に急上昇!上海が日本人観光客のゴールデンウィークで最も行きたい旅行先に

japanese.shanghai.gov.cn| 2025-05-09

メーデー連休が終わり、中国だけでなく、日本でも4日間のゴールデンウィーク休暇を終えました。最近、日本のメディアが海外旅行のトレンドをまとめたところ、次のようなデータが発表されました。今年のゴールデンウィーク期間中、日本人の海外旅行先で人気の伸び率が最も高かった都市は上海で、上海を訪れた日本人観光客数は昨年同期比で約2.6倍となり、大幅に人気が上昇しました。

今年の日本のゴールデンウィークは比較的短かったため、多くの日本人観光客がアジア圏で近場の目的地を選びました。フライト数、交通の利便性、中国のビザ免除政策などを総合して、上海が海外旅行の「第一候補地」として際立つ存在になりました。データによると、最近、東京から上海へのフライトの片道搭乗率は、昨年より10.3%増加しました。中国東方航空・上海航空公司の羽田空港事務所の蔡禎所長は、「東京から上海へのフライトは現在、1日9便運航しており、そのうち成田空港発が4便、羽田空港発が5便です」と述べました。このデータからも、日本人観光客の上海旅行人気が急速に高まっていることがうかがえます。

実際に、外灘(バンド)、上海ディズニーランド、小吃街(軽食街)といった名所が、日本人観光客に人気の定番スポットとなっています。インタビューを受けた複数の日本人観光客は、「上海の都市の雰囲気は過去と現代が融合していて、非常に印象的だった」と口を揃えました。ある観光客は、「外灘の雰囲気は本当に素晴らしく、横浜と似ているが、より壮大でした。上海では2日間すごしましたが、外灘などの観光スポットを訪れたほか、ワンタンなどのローカルグルメも食べました」と話しました。

別の観光客は、上海に来て、小楊生煎(焼き小籠包)やワンタンなど、ローカルフードをわざわざ味わいました。そして、「これらは日本ではなかなか食べることができないもので、とても美味しかったです」とコメントしました。

また、上海ディズニーランドは、日本の家族連れたちをも惹きつけました。ある観光客は、「東京にもディズニーはあるけれど、上海の『パイレーツ・オブ・カリビアン』は全然違う。海賊船の下にもアトラクションがあって、とても新鮮だった。これまで見たことがなく、子供がとても喜んでいました」と語りました。ほかにも、上海ディズニーランドの年間パスを購入して、再訪を計画している観光客もいました。

多くのインタビュー回答者は、「今回は連休が短かったので、ちょっと物足りなかったが、上海に好印象を持ったので再訪を考えています」と述べました。ある観光客は、「既に今年の9月に再び上海を訪れる計画をしています」と明かしました。

出典:上海広播電視台(SMG)WeChat公式アカウント「新聞坊」