上海は外資系金融機関座談会を開催、中国市場への外資の期待と信頼は明らかに向上

japanese.shanghai.gov.cn| 2025-02-13

上海市政府は2月11日、外資系金融機関座談会を開催し、外資系金融機関の意見や提案を聞き、ビジネス環境のさらなら最適化や金融業のハイレベルな対外開放の促進に関する取り組みを研究しました。HSBC、スタンダードチャータード銀行、シティバンク、三菱UFJ銀行、JPモルガン・チェース、BNPパリバ、コメルツ銀行上海支店、モルガン・スタンレー証券、ブラックロック、フィデリティ、シタデル・セキュリティ、アクサ生命保険、AIA、オランダ・エイゴン、アメリカン・エクスプレスなど、15の外資系金融機関の責任者が参加し、意見交換を行いました。

外資系金融機関の責任者は、近年、中国の金融業の開放が着実に進み、上海が金融業の改革開放の深化、ビジネス環境の最適化、金融データの越境流通管理の改善などの面で取った一連の措置が積極的な進展を遂げたと評価しました。最近発表された金融支援一括政策は経済の質の高い発展を強力に促進し、金融市場の安定を維持し、外国投資者の中国市場に対する期待と信頼が明らかに高まったと述べました。さらに、金融監督管理機関が関連する政策をさらに改善し、上海市政府が引き続きビジネス環境の最適化に努めることを期待していると表明しました。

会議は、開放は上海が持つ最大の強みであり、上海は今後も開放戦略を揺るぎなく堅持し、市場化、法治化、国際化された一流のビジネス環境を構築し、各種外資系金融機関が上海でより良く、より大きな発展を遂げるように支援し、ハイレベルの開放を通じて質の高い発展を促進すると指摘しました。また、外資系金融機関が上海の「五つのセンター」(国際経済センター、金融センター、貿易センター、輸送センター、科学技術イノベーションセンター)の建設にさらに深く参加し、ビジネスの健全で迅速な成長を実現するとともに、上海の社会経済発展にも貢献することが期待されています。

出典:解放日報