2024年に上海を訪れた観光客は延べ670万5900人、前年比84%増
上海市文化・観光局によると、2024年に上海を訪れた観光客は延べ670万5900人で、前年比84%増加しました。中国は引き続きインバウンド観光政策の最適化を進めており、上海はより多くの都市資源を文化・観光資源に転換させ、一連の措置により「China Travel(中国旅行)」の魅力を継続的に高め、インバウンド観光市場の繁栄を促進しています。
上海市文化・観光局の統計によると、2024年に上海は訪れた宿泊観光客は延べ605万人以上で、前年比80%以上増加しました。そのうち約480万人が外国人で、前年比100%以上増加しました。これは、外国人観光客が上海に長く滞在し、街の魅力をより深く探求できることを意味します。
訪中観光客の国別を見ると、韓国、アメリカ、日本が上位3カ国であり、2024年にこれら3カ国から上海へ訪れた観光客は40万人を超えました。タイ、マレーシア、インドネシアは、観光客数の成長率が最も高い上位3カ国であり、2024年に上海を訪れたタイからの観光客は延べ30万人以上で、前年比300%以上増加しました。
中国のビザ免除政策は持続的に強化されており、世界中からの「気まぐれ旅」する観光客を惹きつけています。中国の優れた伝統文化は奥深く、上海の街は清潔で整然としているうえ、現代科学技術にもあふれています。さらに、さまざまな食べ物は食欲をそそり、これらの体験は外国人観光客に絶賛されています。
春秋旅遊の周衛紅副総経理は、伝統的な観光スポットだけでなく、博物館、科学技術館、活気あふれるマーケットなど、中国の経済社会発展を反映したシーンが、国内外からさらに多くの観光客を迎え入れるだろうと分析しました。
上海は現在、「中国インバウンド旅行のファーストストップ」を着実に構築しています。上海市文化・観光局の関係者によると、上海は国際的な魅力の持つインバウンド観光製品体系、国際的に親しみやすい都市便利サービス体系、国際的な発信力を備えたグローバル観光プロモーション体系の構築にさらに力を入れており、上海のインバウンド観光の国際競争力を絶えず向上させ、より多くの海外観光客を「上海へ訪れ、中国を観光する」旅に誘うことを目指しています。
出典:新華網