在上海日本総領事館 「生活中で学ぶ日本語:日本文化体験」イベントを開催

japanese.shanghai.gov.cn| 2024-08-21

8月10日、在上海日本総領事館は書店「鐘書閣」と協力し、「生活中で学ぶ日本語:日本文化体験」イベントを開催しました。

(写真・WeChat公式アカウント「上海日領館」)

今回の講師を務めた横谷千佳さんと宋衡さんとも、遠路はるばる日本から来た日本語教育に10年以上携わった教師であり、「新発見日本語」シリーズ教科書の編集長でもあります。

「日本語教育における日本文化の影響」をテーマに、横谷先生はまず日本文化を通して日本の生活を学び、生活文化を学ぶことで日本人の考え方を理解する方法を紹介しました。例えば、日本では未だに「上下意識」が強く、たとえ褒め言葉であっても「部下」が「上司」に対して「評価」の意味を持つ言葉を気軽に使うことはできません。

宋先生は、日本に旅行したり留学したりする時によくあるいくつかの問題を紹介しました。これらの問題は外国人にとって妙に見えるかもしれませんが、実際には、これらは日本の「暗黙の了解」です。例えば、居酒屋で飲食する場合、先に飲み物を注文しますし、注文しなくてもお店が持ってきてくれる有料のお通しがあります。 

コミュニケーションセッションでは、参加者は日本語教育に関する質問や、日本語の独学についての質問、短期留学や仕事で日本に行く際の悩みなどを先生に質問しました。講師たちは質問に対して一つ一つ丁寧に答えて、活気のある雰囲気でした。

イベント終了後も、講師2人と個別にコミュニケーションをとったり、写真を撮ったりするために列を作る熱心な参加者の姿が見られました。

情報源:WeChat公式アカウント「上海日領館」