アニメ映画『スラムダンク』が再上映 「全国大会カーニバルナイト」特別鑑賞イベントが開催
昨年中国本土で公開され、興行収入6億6000万元を記録した日本映画『スラムダンク』が、8月3日11時30分より正式に再上映されました。
8月3日は、日本のアニメ映画『スラムダンク』で湘北高校と山王工業高校の2チームが全国大会で対決する日です。今年の映画はあえて8月3日に「再びコートに戻る」ことにし、同日夜、上海影城SHO千人ホールで「全国大会カーニバルナイト」特別鑑賞イベントを開催しました。映画のテーマソング『第ゼロ感』を歌う日本のバンド10-FEETも現場に駆け付け、観客と交流しました。
日本の漫画家、井上雄彦氏によって描かれた『スラムダンク』は、1990年代に中国に紹介されて以来、大人気を博してきました。映画『スラムダンク』は、全国大会の幕が開き、湘北高校の桜木花道・流川楓・宮城リョータ・三井寿・赤木剛憲が、日本最強の山王工業高校とコートで激闘を繰り広げる物語です。映画は限られた時間の中で、おなじみのキャラクターを描き出すだけでなく、原作ではあまり触れられていなかった宮城リョータの生い立ちも明かされます。古くからのファンも新しいファンも、センチメンタルで斬新な作品『スラムダンク』で、久しぶりに熱い血と感動を感じることができるでしょう。
イベント当日、会場の外は様々な『スラムダンク』の要素で埋め尽くされ、多くのファンが写真を撮りに訪れました。また、自分の好きなキャラクターに扮したり、身に「スラムダンク」の要素で飾ったりする人もおり、入場者の中には、仲の良い友人や恋人と一緒に来る人も多く、親子連れの姿も見られました。
映画を鑑賞しながら、登場人物たちの思い出に涙を流したり、試合の盛り上がりに歓声を上げたりする観客も多くいました。すでに昨年何度もこの映画を観た人も多かったにもかかわらず、心の底から感動していました。上映後の日本のバンド10-FEETとの交流では、映画にまつわる質問に答えてくれたほか、テーマ曲の制作の秘話も披露され、『第ゼロ感』のインスピレーションの多くは流川楓の経験から来ていることが明かされました。上海に来た感想について、メンバーは小籠包、水餃子、火鍋の美味しさを絶賛し、会場は笑いに包まれました。ステージの下のファンが10-FEETと一緒に歌いたいと申し出ると、お馴染みのメロディが流れ、客席は一気に華やぎ、この瞬間、熱い血と感動が再び暑い夏に燃え上がりました。
情報源:新民晩報